2020.2.14
1年間誰よりも和牛を食べまくった肉バカが捧げる【焼ニシュラン2019】その3・☆獲得店一挙公開!
焼ニシュラン2019も遂に最後の1つ星焼肉店の発表。
数は多いが、その全てが一度は行くべき焼肉店なので、ぜひ制覇してみて欲しい。
☆【和牛と小麦粉のハイレベルな融合を成し遂げた焼肉】[和牛焼肉KIM 白金本店/茅場町店]
肉好きの間で「パン工場」と呼ばれる焼肉店が存在する。
料理長はもちろん「ジャムおじさん」。
洋食などの料理人を経て焼肉の世界に入り、10年以上の経験を活かした焼肉はもちろん旨い。
だが、それ以上に和牛と小麦粉のマリアージュを楽しませてくれる肉料理の数々には魅了されっぱなしだ。
極上の和牛を使って作られたカレーが食べれるお店は何店かあるが、それを使ったカレーパンが食べれるお店は他にないだろう。
厳選した小麦粉からこねて発酵させたパン生地のカレーパンは全てジャムおじさんの手作り。
これ以上のカレーパンは食べたことがない。
また、バンズから手作りのハンバーガーも忘れてはならない。
一口頬張った瞬間に小麦の香りに包まれ、肉々しいパティとソースの旨味が押し寄せる。
和牛と小麦の最高峰のマリアージュをぜひ堪能して欲しい。
☆【唯一無二の暴力的な塩ダレ】[静龍苑]
とにかくパンチの効いた塩ダレが最高なのが静龍苑。
その旨さが爆発するのがやはりタン。
タンから溢れ出る肉汁と塩ダレのマリアージュは、脳まで響くインパクト。
静龍苑名物のタンはタン塩と中タン塩の2種類で、タン塩の方が根元のより上質な部分。
タン塩は当然の如く旨いが、中タン塩のサクサク感も素晴らしく、値段の差を考えると、中タン塩で満足出来てしまう。
森下から清澄白河に移転後、味付けが若干上品になった感じはあるが、最近の若いお客さんの好みに合わせて進化する老舗の底力だろう。