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小池克臣「No Meat,No Life.を生きる男の肉だらけの日々 肉バカ日誌」
年間200食もの牛肉を食べるという、名実ともに肉バカ、小池克臣が日々蓄えてきた肉への愛、知識、体験……そのすべてを注ぎ込む究極の肉コラムがここに。肉好きはもちろん、そうでなくても知っておくべき肉のあれこれが満載!

素晴らしく美味しいだけじゃない! インスタ映え間違いなしの塊肉

それは隠しようがないオーラに包まれている。
見る者全てを圧倒し、魅了する “塊肉”。
太古の昔から人間のDNAに刻み込まれた何かが刺激される。

目の前に運ばれてきた赤い塊に、カメラのシャッターを押しまくってしまうのは肉バカだけではないだろう。
そして、インスタグラムにあがる塊肉には非常に多くの「いいね」が付く。

そこにあるだけで存在感抜群の塊肉たち
そこにあるだけで存在感抜群の塊肉たち

塊肉を焼く際は、ガスでも焼けるが、出来ることなら炭で焼きたい。
じっくりと焼くことで中心まで熱が届き、香りと旨味が倍増し、表面にはメイラード反応が起こり香ばしさがグッと増す。

表面だけ焼けて、中が冷たい状態ではお肉のよさは伝わり切らない。
網の上に置きっぱなしではなく、適度に動かしながら、焦がさないように熱を中心まで伝えるようにする。
これがうまくいけば、切り分けた断面は見事な赤みが残り、中心部分からも湯気が立ち上ることだろう。

いろいろな部位の塊肉が並ぶのは圧巻
いろいろな部位の塊肉が並ぶのは圧巻

赤身ブームや熟成肉ブームに後押しされて、巨大な塊のまま焼くスタイルの焼肉屋も増えてきたが、そんなブームの遥か以前から塊肉を推奨し続けてきた孤高の焼肉屋が存在する。

お店の名前は【炭焼喰人】。
学生時代に焼肉屋でのアルバイト経験がある山本さんが、2000年に脱サラをしてオープンさせたお店だ。

他の焼肉屋と違うのは、とにかく圧倒的な塊肉があること。
山本さん自身が塊でお肉を焼いて食べることが大好きだったからこそ、この美味しさを伝える場として生まれたのが、ここ炭焼喰人だった。

オープン当初は「こんなの焼肉じゃねぇ!」と言われることもあったようだが、食べてもらえば美味しさが伝わる。
最初は文句を言ったお客さんも、気付けば常連になっている。

それが炭焼喰人であり、塊肉の魅力だ。

圧倒的な迫力を持つ塊肉
圧倒的な迫力を持つ塊肉
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小池克臣

こいけ・かつおみ●1976年、神奈川県横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。焼肉を中心にステーキやすき焼きといった牛肉料理全般を愛し、さらには和牛そのものの生産過程、加工、熟成まで踏み込んだ研究を続ける肉の求道者。著書に『No Meat,No Life.を実践する男が語る和牛の至福 肉バカ。』がある。
公式ブログ「No Meat, No Life.」→ http://d.hatena.ne.jp/BMS12/

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