よみタイ

第4回 豆のうた

春豆のバター蒸し レシピ

▶材料(直径16cmの鍋で作りやすい量)
・スナップエンドウ 10個ほど
・絹さや 10個ほど
・グリーンピース  片手のひらにいっぱい
・塩 ふたつまみ
・バター(無塩) 20g
・水 大さじ1

▶準備
・下茹で用の湯(分量外)を沸かす。同じ鍋で蒸し焼きにするので、ふた付きの鍋がよい。
・ざるを用意する。

▶作り方
絹さやとスナップエンドウは筋を取る。スナップエンドウはふたつに切る。グリーンピースはさやから出す。鍋の湯が沸騰しそうになったら火を弱め、豆をいちどに加えて1分茹でる。ざるにあげ、水にはさらさずそのまま休ませる。鍋の湯を捨てて豆を戻したら、塩、バター、水を加え中火にかける。全体を2、3回大きく混ぜ、ふたをして1分蒸らす。

▶心がけ
・下茹での湯はぐつぐつ煮立てず、おだやかにじんわり火を入れる。
・歯ごたえを楽しみたいひとは上記の加熱時間で。柔らかいほうが好きな人は、蒸す時間を15秒、30秒と様子を見ながら長くしてみる。
・作ったらすぐに食べる。

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寿木けい

すずき・けい●富山県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社で雑誌の編集者として働きつつ、執筆活動をはじめる。出版社退社後、暮らしや女性の生き方に関する連載を持つ。
2010年からTwitterで「きょうの140字ごはん」(@140words_recipe)を発信。フォロワーは現時点で12万人以上。現在、東京都内で夫と二人の子どもと暮らす。
著書にロングセラー『いつものごはんは、きほんの10品あればいい』、エッセイ集『閨と厨』『泣いてちゃごはんに遅れるよ』、版を重ねている文庫版『わたしのごちそう365 レシピとよぶほどのものでもない』(河出書房新社)があり、いずれも話題となっている。

寿木けい公式サイト
https://www.keisuzuki.info/

砺波周平

となみ・しゅうへい●写真家。1979年仙台生まれ北海道育ち。
北里大学獣医畜産学部卒業。大学在学中から、写真家の細川剛氏に師事。
2007年東京都八王子市に東京事務所を置く傍ら、八ヶ岳南麓(長野県諏訪郡富士見町)に古い家を見つけ自分たちで改装し、妻と三人の娘、犬、猫と移り住む。
写真を志して以来、一貫して日々の暮らしを撮り続ける。現在、作品が「暮しの手帖」の扉に使用されている。東京都と長野、山梨に拠点を持ち活動中。

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