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鈴木涼美「○○○な女~オンナはそれを我慢している」
よみタイでの大好評連載「アラサー女がそんなことで喜ぶと思うなよ」(書籍好評発売中)を終えた鈴木涼美の次なるフェーズは、オンナ目線の女性論。ふと見渡せば、耳に目につく、いろんなタイプ・○○○な女たち。女の敵は女じゃないけど、ちょっとどうなの、それでいいの、な現代女性像を浮き彫りに。

承認欲求型ヤリマン女〜尻軽にも色々学ぶことがある話

不特定多数の相手と性行為をするとか、出会ってまだ関係性がはっきりしないうちに性行為をするとか、単に経験人数が多いとか、金銭的な目的なくセックスするとか、一般的なヤリマンの定義にある程度見当をつけるのは可能なんだけど、それでもそういうセックス過剰という人にはある程度いろんな種類がいて、それぞれメンタリティや底にある目的に違いがある。

ヤリマンは大きくジャンル分けするなら2つになる

いわゆる肉食系女子なんていうものは実際あんまりいないし、セックス大好きなんていう人も滅多にいない。AVの面接とかインタビューシーンで出てくる「エッチなことばっかり考えちゃうんです」という台詞は、「とっととOK出して帰りてえな」という気持ちとともに吐かれている。

ヤリマンを最も簡単にジャンル分けしてみると、一応少数ではあるけど肉食系女子というかセックス大好きというか色んな人とセックスしてみたいタイプというか、そういう積極型と、断るのが苦手とかサービス精神を間違えてるとかその場の空気を壊したくないとか気まずくなるのが面倒くさいとか、そいう消極型とに分かれる。

誘惑タイプとサセ子タイプと言ってもいい。
何事も自分から手をあげたいアメリカン系とNOと言えない日本人系と言ってもいい。

肉食系女子なんてほとんどいない
肉食系女子なんてほとんどいない

ちなみに最近後者の消極型ヤリマンが、後になって「本当は嫌でした」「性的な嫌がらせをされました」と刺してくる事例が結構あるので、割と地雷多き人種でもある。

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鈴木涼美

すずき・すずみ●1983年東京都生まれ。作家、社会学者。慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、東京大学大学院学際情報学府の修士課程修了。大学在学中からキャバクラ嬢として働きだし、20歳でAVデビュー、出演作は80本以上に及ぶ。2009年から日本経済新聞社に勤め、記者となるが、2014年に自主退職。女性、恋愛、セックスに関するエッセイやコラムを多数執筆。
公式Twitter → https://twitter.com/suzumixxx

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