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結局、デュアルライフはやって良かった? 6年間で感じた、都会との違い、しんどかったこと、自分の変化

デュアルライフで“正直しんどかったこと”

1:真夏の暑さ
我が家のリビングは北向きで、真夏でもひんやり。とても快適に過ごすことができます。
でも、ベッドルーム兼仕事部屋としている2階の一室は南側に面し、真夏の日中はすごく気温が上がります。
避暑地の別荘として設計されている我が家には冷房設備がないので、真夏にこの部屋で過ごしていると汗だくになってしまいます。
もしかしたらこの家が建てられた頃(1980年代)の山中湖村は、ここまで気温が上がる日がなく、すべての部屋で快適に過ごせていたのかもしれません。
温暖化の影響を感じてしまいます。

2:オフシーズン
避暑地の山中湖村が、一番賑わうシーズンは真夏です。
近くのグラウンドでは合宿をしている学生たちの若い声が響き、湖に行けば大勢の人がウォータースポーツに興じています。
お向かいの一棟貸し別荘にも連日お客さんがやってきて、バーベキューを楽しむ声が聞こえてきます。
人によってはこうした喧騒を嫌うのかもしれませんが、僕をはじめとする我が家の民は、活気に満ちた夏が大好きです。
しかし紅葉の季節が終わって冬が来ると、寒冷地の山中湖村はひっそりと静まり返り、正直、夜の闇に恐怖を感じることもあります。

ドカ雪に閉じ込められることもある冬
ドカ雪に閉じ込められることもある冬

3:ガス代
山中湖村の家では、ゴールデンウィークを過ぎる頃まで朝晩は冷え込み、暖房が手放せません。
コロナ禍により、そんな山の家に長逗留するようになると、あまりにも高いプロパンガスの料金に対して、まさに「しんどい!」と感じるようになりました。
何しろ、月に6万円超えになったこともあるのですから。
完全移住する前に、山の家の暖房効率は見直さなければならないと考えています。

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佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『オフィシャル・サブカル・ハンドブック』『日本懐かしスニーカー大全』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

ツイッター@satoseijiro

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