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美しい! 斬新! 銀座で出逢ったイノベーティブなインド料理に感動! 〜SPICE LAB TOKYO

「綾子さんに聞けば間違いない!」――美味なレストランも気の利いた手土産もとびきりのお取り寄せも、おいしいものには死ぬほどうるさいギョーカイのみんなが頼りにするのが、フードパブリシスト高橋綾子のグルメ手帖。誰もがうなる美味の数々を惜しげもなく公開します!

すごい! すごい! すごい!
こんなインド料理があったなんて!

インドに行ったことすらない私が言うのはおこがましいと思いつつ、インド料理といえば、やはりカレー。
もちろん地方によって豆を使うとかバターを使うとかナンがあるとかないとかがあっても、基本はスパイスを使ったカレーやタンドリーチキンなど、ですよね。

ところが!

ムーディー極まりない店内にオンナ度も上がる!
ムーディー極まりない店内にオンナ度も上がる!

銀座の「SPICE LAB TOKYO」で、フランス料理に匹敵するような美しくて心躍るインド料理に出逢ってしまったのです。

“モダンインディアンキュイジーヌ”とカテゴライズしていて、これまでのインド料理の概念をまるっきり覆しております。

が、しかし。
味わいはスパイスを巧みに使ったしっかりインド料理なのです。

「寺院 Offering(捧げもの)」
「寺院 Offering(捧げもの)」

8,800円と14,300円の2つのコースには、それぞれベジタリアンメニューも用意されています。
これからの時代、ベジタリアン、ヴィーガン、ハラールなど食の主義・思想についても考えていかなければ……。

ですが、私はお肉ありの普通コースで。

「寺院」と名付けられた前菜からスタート。
この一皿は、インドでは何かを始める時にお寺に行って捧げものをして祈願をすること、また、お寺では刺激のない精進料理を食べることからイメージされています。

3種のチャツネはトマト、アボカド、炭とココナッツのフレーバー。
真ん中にあるのは南インドの軽食である「ヴァダ」というドーナツみたいなものと、チュイール仕立ての「ドーサ」にヨーグルトソースとカレーリーフ。

これから先の料理がめちゃくちゃ期待できる最初のひと品です。

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高橋綾子

たかはし・あやこ●フードパブリシスト。国内外ファッションブランドのプレス時代から培った〝食″へのこだわりは、舌の肥えた業界人も頼りにするレベルの高さ。年間1000を超えるという外食の日々が築き上げたおいしいもの好きが嵩じて、ついに2018年2月に東京・下北沢にてレストラン「üchï(うち)」をオープン。おいしいものしか喉を通らない不思議体質。
Facebook→https://www.facebook.com/ayako.takahashi.1671

uchi→http://uchi.tokyo/

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