2020.3.19
美しい! 斬新! 銀座で出逢ったイノベーティブなインド料理に感動! 〜SPICE LAB TOKYO
すごい! すごい! すごい!
こんなインド料理があったなんて!
インドに行ったことすらない私が言うのはおこがましいと思いつつ、インド料理といえば、やはりカレー。
もちろん地方によって豆を使うとかバターを使うとかナンがあるとかないとかがあっても、基本はスパイスを使ったカレーやタンドリーチキンなど、ですよね。
ところが!
銀座の「SPICE LAB TOKYO」で、フランス料理に匹敵するような美しくて心躍るインド料理に出逢ってしまったのです。
“モダンインディアンキュイジーヌ”とカテゴライズしていて、これまでのインド料理の概念をまるっきり覆しております。
が、しかし。
味わいはスパイスを巧みに使ったしっかりインド料理なのです。
8,800円と14,300円の2つのコースには、それぞれベジタリアンメニューも用意されています。
これからの時代、ベジタリアン、ヴィーガン、ハラールなど食の主義・思想についても考えていかなければ……。
ですが、私はお肉ありの普通コースで。
「寺院」と名付けられた前菜からスタート。
この一皿は、インドでは何かを始める時にお寺に行って捧げものをして祈願をすること、また、お寺では刺激のない精進料理を食べることからイメージされています。
3種のチャツネはトマト、アボカド、炭とココナッツのフレーバー。
真ん中にあるのは南インドの軽食である「ヴァダ」というドーナツみたいなものと、チュイール仕立ての「ドーサ」にヨーグルトソースとカレーリーフ。
これから先の料理がめちゃくちゃ期待できる最初のひと品です。