【4位】白湯を飲むことで気づいた「何もしないでいる時間」の大切さ／「午前三時の化粧水」（爪切男）

ドラマ化もされた『死にたい夜にかぎって』で鮮烈デビューを果たした作家の爪切男さん。
『クラスメイトの女子、全員好きでした』をふくむ3か月連続エッセイ刊行など、作家としての夢をかなえた爪さんに突如芽生えた思い。
それは、「いい感じのおじさん」になりたいということ。
「午前三時の化粧水」は、ひょんなことから健康と美容に目覚めた著者が、「いい感じのおじさん」を目指して奮闘する日々を綴るエッセイ連載です。

連載17回「白湯を飲むことで気づいた『何もしないでいる時間』の大切さ」（3月26日配信）は、「朝活」についてのエピソード。

「毎朝四時に起床し、四、五時間ほどかけて原稿用紙十枚分を執筆。どれだけ調子が悪くても十枚、どんなに筆が乗ろうとも十枚しか書かない」という村上春樹の作家スタイルに触発され、早起き生活を始めた著者。
半年ほど続けた結果、早朝の執筆活動は性に合わなかったものの、「早起きをすること自体は非常に気分が良い」と、「朝活」に目覚めて……。

漫画・山田参助さんによる挿絵にもご注目ください！