「かわいい」以外の語彙が失われる『それSnowManにやらせてください』

　まず前提として……この「推し」たちに対しては、私は語彙力がなくなりますので、ご了承ください。ハイ、私は、ジャニーズ事務所所属のアイドルグループ、SnowManが大好きです。そして、SnowManの冠レギュラー番組『それSnowManにやらせてください』（以下、『それスノ』）が大好きです！ 毎週楽しみにしています！

『それスノ』は“SnowManが「みんなが知りたい事」を体を張って調査！そこに待ち受けている試練とは……？” と紹介されている番組です。今やこのコンセプトはどこへやら……？ というのが正直なところですが、そういうところも含めて、楽しくて愛おしくて（時々ためになる）幸せいっぱいの番組です。

　この動画を見ている間、私の口から出てくる感想は「かわいい」一択です。これ以外の語彙は失われます。同時に、これ以上、私の心境を表す語彙はこの世に存在しないのではないかと思います。それゆえに、理屈も屁理屈も常識も非常識も抜きに、幸福感に満たされてしまうわけです。

　すべての回が面白いのですが、あえて挙げるのであれば、「＃11 向井康二パラパラ密着? 披露! そして…」、「＃18　SnowManにキャンプさせて下さい～虫取り対決編」、「＃25 それスノご褒美バスツアー～きのこ狩り編」がお気に入りで、繰り返し何度も見てしまう推し回です。

「＃11 パラパラ」は、メンバーの一人が、罰ゲームとして、女子高生の格好でパラパラを踊るという回。ファンならほとんどの人が理解できるパロディ演出で始まり、シュールな笑いをお届けされたかと思ったら、まさかのどんでん返しで、大笑いさせられました。

「＃18 キャンプ」は、3チームに分かれて虫取りをし、そのポイントを競う回です。虫が嫌いな高身長二人と元気いっぱい動物博士のAチーム、全員B型自由気ままで何かとミラクルが起きるBチーム、お野菜ビタミンカラーで色も言動も癒されるCチーム。久々の野外ロケということも相まってか、可愛さと面白さが爆発し、大変癒された回でした。

「＃ 25きのこ狩り」は、やはり3チームに分かれてきのこ狩りをし、ポイントを競う回ですが、チームは虫取りの時とは異なります。Aチームは、プライベートで一緒にいるという話題が何かと多い3人組。Bチームは、再び虫嫌いな高身長に加えて、今度はグループ随一の頭脳。そして、「いっぱい取っていっぱい勝つ」と宣言したのに……な可愛すぎるCチーム。チームメンバーが変わると、また異なった面白さにあふれるのが彼らの魅力だなと再確認させられました。そして、懐かしい熊対策コントや、キノコ狩り中に突然現れる盗賊、キノコを発見したときのメンバーの反応、ご褒美との罰ゲームのはずがカオスな状況になるオチ、そしてその後のサプライズまで、面白さが盛りだくさんで、画面の前でいつも以上に「かわいい」を連呼し、笑いました。

　あらためて、この困難な時勢の中でも、「推し」がくれる元気を実感しました。そして今週も来週も、楽しみをくれる彼らとスタッフさんに、感謝でいっぱいです、ありがとう！

今回紹介した作品が観られる主な配信サービスはこちら（2021年12月現在）
『レッド・スパロー』／ディズニープラス
『ホワット・イフ…？』／ディズニープラス
『それSnowManにやらせてください』／Paravi

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　明さんは現在「よみタイ」にて、「いのちの教室」を連載中（毎月第1日曜日更新）。
　ツアーナースになる前、病棟看護師として働いていた頃に学んだことや感じたことを描くコミックエッセイです。時間にゆとりのある年末年始にじっくり読んで、命や健康について考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。