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金内柊真「負けの烙印だけは押されたくない~新世代の逆襲」
「ゆとりだからとか若いからとか、そんな通り一遍な理由で負けの烙印だけは押されたくない」――有名になりたいと公言し、夢を叶えるためにがむしゃらに突き進む22歳・美容師・金内柊真。世代を超えて届けたい、熱すぎるメッセージがここに。

早く技術を習得するためには「技術を得る方法」のジャッジがカギ

僕はいま、先輩スタイリストからのデビューチェックを受けるにあたり技術を向上させることに一生懸命です。

このデビューチェックとは、先輩方の前で実際にヘアカットを行い、その技術がお客さまのヘアを担当できるレベルに達しているかを見てもらうもの。合格すれば、スタイリストとしてお店に立てるようになるのです。

僕は今、このテストの準備に全身全霊を傾けています。

闇雲に努力しても技術は習得できない

「先輩と仲良くなること」。

僕が技術を学ぶに当たって、いちばん大切だと思うことはこれです。
技術の話なのにいちばん大事なのは「先輩と仲良くなること」とは? とちょっと疑問に思われるかもしれないので、言い換えましょう。

「先輩から技術を教えてあげたいと思われる後輩になること」が大切なんです。
正しい技術を効率的に学べる手順や方法で努力することが重要です。

例えば、「この写真のヘアカットをしているつもりなのに、どうしても同じように出来ない」という場合。

自分で理由をあれこれ模索しても見つからないことがあります。
そんなとき、先輩に聞くと「この部分をこういう方法で切って、丸みを出せば近づくよ」とスッと答えを教えてくれることがある。

僕らのような技術職は、先輩から学ぶことがとても多い。
先輩たちは僕ら後輩よりも何年も早く現場に立って経験を積んでいて、たくさんの知識を持っています。その知識をもらえることは、技術の習得にとって大きな近道なんです。

だから、先輩から「教えてあげたいな」と思ってもらえる存在になることが、いかに重要かがわかるでしょう。

先輩に聞くコツは「まずはやってみること」

反対に先輩にヒアリングさせるのは、いちばんよくない。

先程の例で言うならば「目指しているヘアスタイル」と、「自分がやってみたヘアスタイル」「どこが違うと思うのか」「何のアドバイスが欲しいのか」を先に自分から提示すべきなんです。
「どうしたいの?」「何がうまくいかないの?」なんて、先輩に導いてもらうのは、言語道断です。

そのためにも先に一度自分でチャレンジしてみることが大事です。
「この髪型をやってみたいから、まずコツを先輩に聞こう!」という態度ではダメ。

自分で一度やってみて、何が出来て何が出来ないのかつかめていない状態でコツなんて聞いても、自分の中に落とし込むことは難しい。
どうせ後から「ここの部分がうまくいかないんですけど…」とまた先輩に質問するはめになります。
そうなると先輩だって「俺がまたゼロから教えなきゃいけないのかよ!」と、いい気分にはなりませんよね。
これでは教えてあげたいと思われる後輩にはなれません。

そして、教えてもらったら、うまくいくまで何度も試してみること。
自分より何年も長くやっている人が教えてくれた技術を、すぐ習得できるわけがありません。回数を重ねて、それでも出来ないときに初めて、もう一度先輩に聞く資格を得られると思ってください。

「教えたくなる後輩」になるには、先輩に好かれるだけではダメなんです。
先輩に聞くまでに、自分で出来ることはすべてやっているか。
しっかりと練習しているかが、大きなポイントです。

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金内柊真

かねうち・とうま●1996年大阪府出身。東京総合美容専門学校卒業後、
2017年よりヘアサロン「ALBUM」に入社し、現在は新宿店勤務。Twitterから発信する熱いつぶやきが多くの共感を集め、2018年8月に初の著書「才能が無ければその分努力すればいい」を刊行。2018年10月現在、Twitterでは約13万、Instagramでも約8万のフォロワーを持つ。

Twitter●https://twitter.com/Kaneuchi_Toma
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