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佐藤誠二朗「CITY BOYおじさん 湖畔でデュアルライフはじめました。」
東京生まれ、東京育ちの“シティボーイおじさん”が、山中湖畔に中古の一軒家“山の家”を購入!
妻、娘、犬とともに東京←→山梨を行き来する2拠点生活=「デュアルライフ」をはじめました。
音楽や読書など山の家での趣味活動から、仕事やお金のやりくりといった現実的な話題まで、
著者が実体験したデュアルライフのリアルを綴ります。
別荘暮らしが優雅な富裕層の特権だったのはもう過去の話。
社会環境や生活スタイルが大きく見直されている今、必読のライフエッセイです。

前回は、デュアルライフじゃなくても、「お、これは使える!」はずの3つの小さなガジェットを紹介しました。

今回は、デュアルライフを始めて5年。改めて考えた友達付き合いのこと。距離が遠くなれば、おのずと付き合う頻度が減るように思いますが、山の家のおかげで、家族ぐるみで付き合う友人たちが、よく泊まりに来てくれるようになったそう。その理由について考えてみました。

自然に温泉に和室? 友達との付き合いがデュアルライフでむしろ深くなった理由

友達一家が泊まりがけでどんどん遊びにくる山の家

普段暮らしている東京・世田谷の“東京の家”とは別に、山梨・山中湖村に“山の家”を設けてから早5年。
我が家にとってそれは一種の生活改革であり、デュアルライフをはじめてから大小様々な変化があったように思います。
そのひとつが、友人たちとの付き合い方です。
山の家に住むようになってから、家族ぐるみで付き合う友人たちが、一家揃ってよく泊まりに来てくれるようになったのです。

東京から車で1時間半程度とはいえ、来るのも帰るのもそれなりに大変ですから、そもそもうちに来る場合は、基本的に泊まりがけが前提となります。
歳を重ねるほど、人の家に泊まることには心理的障壁を感じるようになるものだと思いますが、それを越えて我が家に人がよく泊まってくれるのは、わざわざ訪れるに足る理由のある場所だからだと思います。

家は緑豊かな山の中腹にあり、徒歩15分あるいは車で5分ほど行くと、きれいな水をたたえる山中湖のほとりに着きます。
友人一家が来たときは湖に出て、景色を楽しみつつ水辺で遊ぶことが多いのですが、近くにはほかにもいろんなスポットがあります。
登山が好きな人、自然観察が好きな人、食べ歩きが好きな人、名所探訪が好きな人、温泉が好きな人……、それぞれに対応しておもてなしをすることができるのです。

車で15分のところにはゴルフ場があるので、ゴルフが好きな友達一家が来たら留守番を子供たちと犬に任せ、早朝からゴルフに繰り出します。
バーベキューが好きな人なら、わざわざ出かける必要もありません。家の庭やウッドデッキで一日中BBQ三昧ができるからです。

そんなゲストハウス的側面も強い山の家は、我が家にとっては日常生活の場であるものの、どちらかといえば生活臭は薄めで、むしろレジャー感が強め。
庭にはバスケットゴールやハンモック、部屋の中にはダーツやミニピンポン、ブランコ型チェアなんかも設置してあり、なんとも“遊ぶ気満々”な気配漂わせる家なのです。

  • “レジャー感”強めな我が山の家

これも人が訪ねてきやすい理由になっているのかもしれません。
僕も妻もミニマリストとは程遠く、物をどんどん溜め込むタイプなので、憧れのシンプルライフとはほど遠いのですが、“山の家”は比較的すっきりしていて、お客さんが来てもそこまで恥ずかしくはない見栄えになっているとも思います。

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佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『糖質制限の真実』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『STUSSY2017 FALL/HOLIDAY COLLECTION』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

ツイッター@satoseijiro

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