2021.10.27
四つ葉のクローバーを見つけるコツ、教えます!
いくつかのコツを習得すれば、四つ葉のクローバー探しは難しくない
四つ葉のクローバー探しが得意だと気づいたのはだいぶ前なのですが、特段、声高に主張したことはありませんでした。
なぜなら、みんなできることだと思っていたからです。
でも、テレビ番組『探偵!ナイトスクープ』で2012年に放送された回をたまたま観ていた僕は、目をみはりました。
“四つ葉のクローバーの声が聞こえる少女”として、5歳の女の子が公園で次々と四つ葉を見つける様が放送されたのです。
少女が披露する“特殊能力”に、レポーターのたむらけんじはうろたえ、スタジオの西田敏行もルー大柴も声を失っていましたが、僕は逆の意味で驚きました。
この程度のことが、テレビのネタになるのかと。
四つ葉のクローバー探しは神がかった話ではなく、ちょっとしたコツをつかめば誰でも上達します。
その証拠に、僕がコツを伝授した娘や娘の友達も同様に四つ葉探しの達人になっています。
コツは実地で理解するのが一番で、言葉ではなかなか伝えにくいのですが、読んでくださっている皆さんのために、自分なりに整理してみました。
四つ葉のクローバー探しとは、「間違い探し」のようなものです。
通常の三つ葉のクローバーを“正解”とするなら、四つ葉のクローバーはたくさんの正解の中に紛れ込んだ“間違い”。
まず脳に正解である三つ葉のパターンを認識させたあと、大量に生えているクローバーを目でスキャンし、違和感を覚えるところを探ります。
テレビの少女は「四つ葉のクローバーの声が聞こえる」と表現していましたが、まさにそんな感じ。
クローバーがたくさん生えている場所を、表面を軽くなでるように目で高速スキャンしていると、やけにもっさりしていたり、調和が乱れた感じがしたりするところが見つかります。
そこには四つ葉のクローバーが潜んでいる確率が高いので、腰をおろしてじっくり探せばいいのです。
よく、「人に踏みつけられている場所の方がたくさんある」とも言われますが、僕にはあまりピンとこない説です。
経験から言わせてもらうなら、人に踏まれない場所でも発生率はあまり変わらない気がします。
一番重要なのは、“最初の一本を必死で見つけること”。とにかく一本を見つけなければ始まりません。
と言うのも、四つ葉のクローバーは遺伝的な変異株ですので、近い場所に群生しています。
だから、ないところでいくら探しても見つけることはできませんが、ひとつでもあったら確変に入ったパチスロのように、その周囲でジャンジャン発見することができます。
テレビの四つ葉少女は、自分の行きつけの公園にクルーを連れていったようです。つまり実はその時点で、もう勝ちは確定していたのです。
テレビでは「念のため」と別の公園でも試していましたが、きっと近距離だったのでしょう。
もともと外来種であり、その繁殖能力の強さから日本中に広がった植物ですから、もっと大きく移動しなければあまり意味はありません。
僕の場合、山の家がある山中湖村では既にポイントを何箇所も押さえているので四つ葉のクローバーをすぐに発見できます。
でも、ポイントを押さえていない東京の家の近所の公園などでは、探すのに苦労します。