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CITY BOYおじさん 湖畔でデュアルライフはじめました。
東京生まれ、東京育ちの“シティボーイおじさん”が、山中湖畔に中古の一軒家“山の家”を購入!
妻、娘、犬とともに東京←→山梨を行き来する2拠点生活=「デュアルライフ」をはじめました。
音楽や読書など山の家での趣味活動から、仕事やお金のやりくりといった現実的な話題まで、
著者が実体験したデュアルライフのリアルを綴ります。
別荘暮らしが優雅な富裕層の特権だったのはもう過去の話。
社会環境や生活スタイルが大きく見直されている今、必読のライフエッセイです。

前回は、「四つ葉のクローバー探し」のコツを伝授しました。
今回は、秋から冬への季節の変化を味わうべく、愛車を走らせ富士山五合目を訪れた様子をレポートします。

ドライブで行ける人外魔境入り口=富士山五合目で、冬の背中にタッチ!

ダイナミックな気候の変化を味わえるのも、デュアルライフのいいところ

南北に長い日本列島は、亜寒帯から亜熱帯までの多様な気候帯に属しています。

東京は温帯域ですが都心部ではヒートアイランド現象が進み、この100年間で平均気温が約3度も上昇。夏場など、体感的にはもはや亜熱帯ではないかと思うこともしばしばです。
そして本州ど真ん中の山梨県内ではあるものの、標高1000メートル前後に位置する山中湖村の年間平均気温は9.4度。これは亜寒帯である北海道・札幌とほぼ同じです。
つまり、東京23区内の世田谷区と山梨県・山中湖村でデュアルライフを送る僕は、ざっくり言うと月に何度も亜熱帯―亜寒帯を行き来しているジェットセッターみたいなものなのです。ざっくり言うと。

二地点の違いは、季節の変わりめにより強く感じます。
東京では桜満開で、身も心も緩む春うららな3月末〜4月上旬でも、山中湖村では石油ストーブとダウンジャケットとスタッドレスタイヤが手放せません。
あたり一帯はモノトーンの景色で、若葉どころか梅や桜の花のつぼみも固く閉じ、身も心も縮みっぱなし。春はまだまだ遠くという感じです。

しかし秋は逆で、東京よりずっと早く季節が進行していきます。
短い夏を経て、いち早く涼風の吹く秋に突入した山中湖村は、いま、ホップ・ステップ・ジャンプの勢いで冬へと向かっています。
湖畔では木々の葉が鮮やかに色づき、山の斜面は一面にススキが生い茂り、富士山やその奥に遠望できる南アルプスの峰々は雪化粧。
早くも晩秋の趣になりつつあります。

秋らしい風景が広がる山中湖
秋らしい風景が広がる山中湖
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佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『糖質制限の真実』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『STUSSY2017 FALL/HOLIDAY COLLECTION』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

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