2021.10.27
四つ葉のクローバーを見つけるコツ、教えます!
履歴書に書いたことがない僕の特技は「四つ葉のクローバーを見つけること」
最後に書いたのが一体いつだったのか定かではありませんが、その昔、バイト面接や就職の際に提出しなければならない履歴書が苦手でした。
特に右下の欄。
免許・資格―――普通自動車免許
趣味・特技―――読書、音楽鑑賞……などと書いていると「自分、特に何にもないっす」と申告しているような気がしてなりませんでした。
もっとも困るのは“特技”です。
ビジネスに直結するような技術もなければ、楽器が弾けるわけでもないし、人並以上に得意とするスポーツもない……。
特に秀でたところのない男だというのは悲しいことですが、それでもなんとか今日まで楽しくやってこられたのだから、まあ平凡であることも良しとしなければならないのかもしれません。
でも先日、山中湖交流プラザきららの中の広大な原っぱを犬とぷらぷら散歩していたら、「いや待てよ」と思い出しました。
僕には昔からひとつだけ、人に話すとちょっと驚かれる特技があるのでした。
それは、「四つ葉のクローバーを見つけること」。
もちろん、履歴書にそんなメルヘンチックなことを書くわけにはいかないし、今でも50歳を過ぎたおっさんの得意技としてアピールするのはいかがなものかと思わなくもないのですが、これは事実なので仕方がありません。
きららの原っぱの足元にもたくさん広がっているシロツメクサやムラサキツメクサ(通称・アカツメクサ)。
通常は3枚の葉を持つこれらの植物には、まれに4枚以上の葉を持つ変異株(このご時世、ドキッとする言葉ですが)が現れます。
一説では5000〜1万分の1くらいの割合と言われるその四つ葉のクローバーを、僕はその気にさえなればサクサクと大量に見つけることができるのです。
これ、ホント。