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佐藤誠二朗「グリズリー世代のバック・トゥ・ザ・ストリート」
グリズリー……それは北アメリカ北部に生息する大きな灰色のヒグマの名であると同時に、白髪交じりの頭を形容するスラング。頭にちらほら白いものが目立ち始める40~50代を、アラフォー、アラフィフといってしまえば簡単だけど、いくつになってもオシャレと音楽が大好きで遊び心を忘れない彼らを「グリズリー世代」と名付けよう――
そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。

バンド経験者には必ずヒットする、Marshallの壁掛けキーホルダー

人間は二種類に分類できる。
バンドをやっていた人とバンドをやったことがない人だ。
……という使い古された上に面白くもなんともないレトリックをわざわざ使うこともないが、僕も高校・大学時代、それに社会人になってからも、ヘッタクソなバンドをやっていた。

グリズリー世代の青春時代はちょうど、インディーズレコードブームからバンドブームが巻き起こっていた頃で、バンド経験者は珍しくもない。
僕らの後の世代くらいからは、バンドに加えて猫も杓子もヒップホップダンスをはじめたし、今の時代はなんだろう? 
どいつもこいつもユーチューバーだったりするのかな?

バンド仲間とはいまも仲良くしているし、ことあるごとに「またバンドやろうぜ」「スタジオ入ろうぜ」と話をするのだが、アラフィフの重い腰はなかなか上がらず、最近はすっかりバンド活動から遠ざかっている。

Marshallグッズを日常的に使っていると、ロックな気分が盛り上がる

そんなバンド経験者に必ずヒットするアイテムをご紹介したい。
JACK RACKというメーカーが発売している、Marshallアンプを模した壁掛けキーホルダーだ。
アンプヘッド型のボックスにインプットジャックが4つ並んでいて、プラグ型キーホルダーにつけたカギを差して保管することができる。

デザインはかなり優秀だし、プラグの感触も本物そっくりなので、毎日カギを抜き差しするだけで、ちょっとだけロックな気分になる。

この商品、ネットで注文して届くまで、もしかしたら海賊版かな? と思って心配だった。
海賊版だったら、このコラムで紹介するわけにはいかないからね。
でも届いてみて安心した。
ちゃんとしたライセンス商品だったのだ。
Marshallさんもなかなかシャレ心のある会社だな。

Marshallといえばもうひとつ、愛用しているものがある。
ブルートゥーススピーカーだ。
こちらはMarshallが直接つくっているウーバーンというシリーズ。
僕はオーディオにはあまりこだわりがないので、これぞマーシャルというルックスだけに惚れて購入したのだが、使ってみてますます惚れた。

老舗アンプメーカー製だけあって、高音から低音まで非常に良い音。
レビューを見ると、爆音だともっと高いパフォーマンスを発揮するらしいけど、家の中ではそこまで大きな音は出せない。
でも音量を絞っていても、しっかり安定した音が届くのでかなり気に入っている。

Marshallのキーホルダーとスピーカーを毎日使っていれば、けっこう満足なのだけど、やっぱりまたバンドをやりたいな。

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佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『糖質制限の真実』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『STUSSY2017 FALL/HOLIDAY COLLECTION』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

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