そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。
2019.10.17
バンド経験者には必ずヒットする、Marshallの壁掛けキーホルダー
人間は二種類に分類できる。
バンドをやっていた人とバンドをやったことがない人だ。
……という使い古された上に面白くもなんともないレトリックをわざわざ使うこともないが、僕も高校・大学時代、それに社会人になってからも、ヘッタクソなバンドをやっていた。
グリズリー世代の青春時代はちょうど、インディーズレコードブームからバンドブームが巻き起こっていた頃で、バンド経験者は珍しくもない。
僕らの後の世代くらいからは、バンドに加えて猫も杓子もヒップホップダンスをはじめたし、今の時代はなんだろう?
どいつもこいつもユーチューバーだったりするのかな?
バンド仲間とはいまも仲良くしているし、ことあるごとに「またバンドやろうぜ」「スタジオ入ろうぜ」と話をするのだが、アラフィフの重い腰はなかなか上がらず、最近はすっかりバンド活動から遠ざかっている。
Marshallグッズを日常的に使っていると、ロックな気分が盛り上がる
そんなバンド経験者に必ずヒットするアイテムをご紹介したい。
JACK RACKというメーカーが発売している、Marshallアンプを模した壁掛けキーホルダーだ。
アンプヘッド型のボックスにインプットジャックが4つ並んでいて、プラグ型キーホルダーにつけたカギを差して保管することができる。
デザインはかなり優秀だし、プラグの感触も本物そっくりなので、毎日カギを抜き差しするだけで、ちょっとだけロックな気分になる。
この商品、ネットで注文して届くまで、もしかしたら海賊版かな? と思って心配だった。
海賊版だったら、このコラムで紹介するわけにはいかないからね。
でも届いてみて安心した。
ちゃんとしたライセンス商品だったのだ。
Marshallさんもなかなかシャレ心のある会社だな。
Marshallといえばもうひとつ、愛用しているものがある。
ブルートゥーススピーカーだ。
こちらはMarshallが直接つくっているウーバーンというシリーズ。
僕はオーディオにはあまりこだわりがないので、これぞマーシャルというルックスだけに惚れて購入したのだが、使ってみてますます惚れた。
老舗アンプメーカー製だけあって、高音から低音まで非常に良い音。
レビューを見ると、爆音だともっと高いパフォーマンスを発揮するらしいけど、家の中ではそこまで大きな音は出せない。
でも音量を絞っていても、しっかり安定した音が届くのでかなり気に入っている。
Marshallのキーホルダーとスピーカーを毎日使っていれば、けっこう満足なのだけど、やっぱりまたバンドをやりたいな。

