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佐藤誠二朗「グリズリー世代のバック・トゥ・ザ・ストリート」
グリズリー……それは北アメリカ北部に生息する大きな灰色のヒグマの名であると同時に、白髪交じりの頭を形容するスラング。頭にちらほら白いものが目立ち始める40~50代を、アラフォー、アラフィフといってしまえば簡単だけど、いくつになってもオシャレと音楽が大好きで遊び心を忘れない彼らを「グリズリー世代」と名付けよう――
そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。

手グシと同じナチュラルな髪型を作れる、バーバーメッシュコームが超オススメ

カジュアルスタイルで毎日を過ごしている僕は、昔ながらの目が細かいクシというものをほとんど使ったことがない。
きちんとスーツを着て働いている同世代の男だって、いまどきはナチュラルヘアがほとんど。
温浴施設やゴルフ場の洗面所なんかに必ず置いてあるあのクシって、使っている人いるのかね?
一昔前の映画なんかで見られる、あのクシを胸ポケットからサッと出して髪を整えている姿は、それなりにかっこいいのだけれども。

僕が髪を整えるとき、使うのはもっぱらスケルトンブラシである。
でも、ブラシを自分で買った記憶がとんとない。
下手したらいま使っているスケルトンブラシ、中学生くらいからずっと持っているような気がする。

だって新しいものを買いたいとは思わないのだ。
きっとこのブラシを死ぬまで使い続けると思う。

他の人も同じようなものだと考えると、メンズのブラシ市場ってすごく小さいんだろうな。
逆を言えば、すごくイノベーティブなメンズヘアブラシを開発すれば、えらく儲かるのかもしれない。
全然思いつかないけど。

ワックスのついた髪を触ったときの、あのベタベタを回避できる小さな道具

外出時に髪型を整えるときは、もっぱら手グシだ。
指先でササッと整えたほうが自然に決まるので、ブラシやクシを持ち歩く理由はない。
でもひとつだけ困ることは、ワックスがついている髪を手グシで整えると、指先がベタベタになって気持ち悪いということだ。

洗面所だったら水道で洗い流せばいいけど、そうでない場合はしばらくベタベタの手で過ごさなければならず、スマホも何も触れない。
ほんの小さなストレスだけど、これを解消するいいグッズを見つけた。

バーバーメッシュコームという、プロ理髪師が使う目の粗いクシである。
これを使うと、ちょうど手グシで整えたような、軽い束感のある自然な流れのヘアスタイルを作ることができる。
大きさもポケットに入れておくのにちょうどいいサイズだ。

意外と便利な代物で、買ってからは常に外出セットの中に入れている。
オススメなのです。

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佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『糖質制限の真実』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『STUSSY2017 FALL/HOLIDAY COLLECTION』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

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