2020.8.6
メニューは無限!? ワインと相性抜群の和食三昧ができるお店がようやく代官山に!〜オ山ノ活惚レ
写真のキャプションを読んでいただければお気づきかもしれませんが、ひとつの食材で2通りくらい違う調理法があるのです。
このうなぎも酢の物と炭火白焼きがあるし、しいたけだって焼きと天ぷらがある。
何だったらこうやって食べたいって言ったらやってくれるのです(おいしくなりそうになかったら、やんわり他の提案をされますが)。
さらに言えば、お造りで用意しているお魚でお寿司を握ってくれたりもするし、メニュー自体コロコロ変わるのでいつまで経っても全制覇はできそうにありません。
だから毎日来ても飽きることがないのですが、なぜそんなことができるのかと言うと松永さんが前職で三食賄い担当だったからだそうです。
「前回と同じ食材を使うと怒られるんです。おかげで臨機応変に何でも作れるようになりました。賄いを作らせてもらって今は本当に感謝しています。やれることは何でもやるので言ってください!」と、メニューにないものも作ってくれます。
そういえば「Take daikanyama」のタケさんも賄い担当で鍛えられたっておっしゃっていたなぁ。
賄い担当、恐るべし!
これが〆ごはんですよ!
メイン料理と言っても過言ではございません。
今、夏ですよね? と聞きたくなるくらい立派な河豚の白子がドド〜ンとのっています。
当然、とろんと濃厚で、さらに卵を崩して混ぜていただくわけですが、想像の段階でおいしいに決まってます。
想像を絶するおいしさでした。
「この時期、一瞬だけ安く仕入れられるんです。冬は鱈の白子になりますね」と、ハテナ? なことをおっしゃる。
普通逆じゃないですか。
「そうなんですけど、それがおもしろいかなと思って」と。
でも本当に一瞬らしいのでこれを食べたかったら、急いで予約を!
冬には入り口に鍋を置いて「おでん」が始まるそうです。
これも楽しみ。
ターゲットを絞るのではなく、食べたいもの、飲みたいものがあって誰もが満足でき、テーブルでは家族連れやグループ、カウンターは1人から2人で、と松永さんが思い描いた老若男女が楽しむ理想のお店になっています。
「おいしい料理を作るのは当たり前ですが、接客を含めお客さまが望むものを提供できるように心がけています」と松永さん。
本当に素敵なお店を作ってくれてありがとう。