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MBのお仕事クロニクル~僕はこんなもので出来ている
「MB? ユニクロの人だよね?」「なんかTwitterとかだと別人格じゃね?」「最近テレビ、始まったよね」……
各メディアで縦横無尽に活躍し、ベストセラー書籍に、ヒットコラボなんかを連発しているけど、意外と知られていないのがその実態。
新潟出身の服バカ男子は、いったいどうやって「MB」となっていったのか?

本連載では、これまで知っているようで知らなかった「MB」のインサイドから身の回りのあれこれ、MBがMBたるゆえんについて語ります。
MBってこんなもので出来ていたんです!

1枚のお皿からトレンドの波を見る〜疑うことで磨かれるビジネス感覚

今回、MBさんからまず送られてきたのが、洗練度高いお皿の画像。
さまざまな食材や料理を引き立ててくれそうなこのプレートに、実はビジネスの「波」を読み取るヒントが隠されているのです。

生活雑貨はどこかクラフト感があるものが好きです。

画像はイイホシユミコさんのお皿。
ムラ感がある風合いがどこか懐かしく感じられるもの。
和食をのせても洋食をのせても、はたまたお菓子をのせても映えるのはこの風合いならでは。

こちらは某大量量販店で購入した白皿。1枚数百円でした。
もちろんこれも日常的に大活躍しているのですが、料理をのせてもあまり美味しそうに見えない。
均一すぎる表情がどこか無機質に感じ、ご飯の魅力を損なわせているような気も……。

価値やトレンドには必ず波があるもの

価値というのはいつも相対的です。
ダイヤモンドが希少鉱石でなければ、皆こんなにもダイヤモンドを求めなかったでしょう。珍しいから貴重だから価値を持つものです(もちろんそれだけで説明はできませんが)。

もし江戸時代にタイムスリップできたら。
そしてその時にナイロン製品やカップラーメンを持って行ったら……時の将軍に褒められ珍重され高級品となるでしょう。
しかし現代においては、その頃は当たり前だったハンドメイド品などの方がむしろ評価されていたりします。

価値やトレンドというものには波が必ずあります。
少なくなれば価値を持ち、多くなれば価値を失うもの。
50年代の洋服を今見ると信じられないくらいの手間をかけた職人技の集合体だったりしますが、現代は洋服作りの過程が最適化されていて迅速に正確に作れる替わりに、細やかな職人技術が失われていってるわけですね。

ファッションやビジネスはいわば世の中の波を見る仕事です。
世の中の波がいまどちらに傾いているのか、どこの価値が高まっていてどこの価値が失われつつあるのか。それをわかりやすく噛み砕いて多くに人に提供することがファッションでもビジネスでも求められることでしょう。

お皿一つとってもそうです。
昔ならクラフト感のあるお皿よりも、均一で扱いやすい量産したお皿の方が価値があったかもしれません。
しかし今はムラのあるものの方が、くすみのあるものの方が味わいを感じより高価に見える。

私はこの波を強く意識しています。
お皿のみならず、洋服も、ビジネスも。

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MB

エムビー●誰もが理解できる「オシャレの教科書KnowerMag」を運営。視覚効果や印象論などをベースにしたロジカルなファッション指南が好評を博す。「最速でおしゃれに見せる方法」「ほぼユニクロで男のおしゃれはうまくいく」などメンズファッション書籍の多数のベストセラー他、漫画「服を着るならこんなふうに」の監修含め、関連書籍は累計100万部を突破。月額500円のメールマガジンは個人配信では日本1位を記録、月額5千円のオンラインサロン「MBラボ」も常に満員御礼状態に。自身のブランド「MB」発のオリジナルアイテム、大手ブランドとのコラボアイテムも爆発的な売上を記録している。
よみタイ連載をまとめたビジネス書「もっと幸せに働こう」は紙版・電子版ともに多くの支持を集めている。

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