よみタイ

1滴たりとも残したくない濃厚蟹みそソース! あまりの美味にファンが悶絶〜シンシア〜

刻印は「ばか〜る」から「しんしあ」に変わっても味は変わらずおいしい
刻印は「ばか〜る」から「しんしあ」に変わっても味は変わらずおいしい

フランス料理にはバゲットという私の概念を覆してくれたのも石井さん。
店名を刻印した四角いブリオッシュとか、米粉とかワインとか栗とか岩海苔のフォッカッチャっていうのもあった気がする。

パンで歓声をあげたのも初めての経験だったな。

石井さんも大好きと言う「白子のパイ」はノイリーソースでいただくクラシックスタイル
石井さんも大好きと言う「白子のパイ」はノイリーソースでいただくクラシックスタイル

とろんとした白子のパイは冬の定番メニュー。

自家製のパンがおいしいからパイも当然おいしいわけで。こういうクラシックな料理をおいしく作れるのはやはり「オテル・ドゥ・ミクニ」や「ラ・ブランシュ」、はたまたフランスでの修業先で正統派フランス料理をみっちり学んでいるからだと思うのです。

基礎がしっかりしているからこその遊び心ですよね。

丸ごとのうずらは大きなストウブ鍋で調理して取り分けてくれます。蓋を開けた瞬間の“絵”に歓喜の雄叫びが!
丸ごとのうずらは大きなストウブ鍋で調理して取り分けてくれます。蓋を開けた瞬間の“絵”に歓喜の雄叫びが!

メインは丸ごとのうずらにワイルドライスや麦を入れてローストしたもの。
ポルト酒のソースでいただきます。

うずらはやわらかくて、中から現れるお米にはうずらのエキスがしみ込んでいて、それをちょっぴり甘めのポルト酒のソースが包み込む、あぁもうおいしくて気絶しそう。

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高橋綾子

たかはし・あやこ●フードパブリシスト。国内外ファッションブランドのプレス時代から培った〝食″へのこだわりは、舌の肥えた業界人も頼りにするレベルの高さ。年間1000を超えるという外食の日々が築き上げたおいしいもの好きが嵩じて、ついに2018年2月に東京・下北沢にてレストラン「üchï(うち)」をオープン。おいしいものしか喉を通らない不思議体質。
Facebook→https://www.facebook.com/ayako.takahashi.1671

uchi→http://uchi.tokyo/

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