2019.10.17
おいしい!楽しい!コスパ良し!三拍子揃った最っ高の台湾ストリートフード〜フジコミュニケーション〜
いったい誰がこんな素敵なお店を作ったのかというと、高校の同級生、野球部で一緒だった近藤喬哉さんと齋藤翼さんです。
近藤さんは約10年間、ホテルのバーテンダーとして勤務した後、飲食コンサルティングの会社を設立し、いくつかバーを立ち上げていました。一方、齋藤さんはカフェや居酒屋立ち上げの立役者と、それぞれ飲食業会で活躍されていたのです。
定期的に野球部OBで集まっていたある日、「一緒に店をやってみるか」で、物件を探し、運良くイメージの湧く物件が見つかり、この物件なら台湾水餃子をやろう! と3泊4日で台湾に行き、水餃子を食べまくり、メニューを決め、なんと決起してから2ヶ月でのスピードオープン。
さらに言うと、それまで中国料理はおろか料理人としての経験もなかったというからびっくりです。
「すべてのバランスが良いからだと思います」と近藤さん。
おいしいだけ、安いだけじゃ流行らない。
この場所、この雰囲気、この料理、このサービス、この価格だからなのだと。
確かにそうかも。いくらおいしくてもサービスが悪いとがっかりするし、最高のお料理に最高のサービスと雰囲気があれば高くても納得できますから。
そろそろお料理をご紹介しましょうか。
メニューを見ると何もかもおいしそうで迷ってしまいますが「干豆腐のセロリ&パクチー和え(480円)」と「きくらげ甘酢和え(430円)」からスタート。
どちらもさっぱりとしてビールのお供にもってこい!
看板メニューの水餃子は「豚肉」「ニラ&発酵白菜」「マーガオ」「エビ」の4つ。
聞いたことがなかったマーガオがオススメだとのことなのでまずはそちらにしてみました。
すっごい良い香り! すっごくおいしい!
振りかけたマーガオはほんのちょっぴりピリッとして追うようにレモングラスのような爽やかな柑橘系の香りに包まれる。
餃子の皮はツルッとして歯切れ良く、豚肉とセロリと白菜のみで作られた餡はあっさりとしていてマーガオの香りが際立つ。
これはきっとあえて肉のうまみを主役にしていないのだと思われます。
それほどマーガオというスパイスが魅力的なのです。