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「号泣した」「この文章に救われた」反響多数! 村井理子さん「犬と本とごはんがあれば」人気エッセイTOP5

1位 突然死した兄の汚部屋が語るもの—片付けは、供養かトラウマか

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連載3回「突然死した兄の汚部屋が語るもの—片付けは、供養かトラウマか」(2020年8月10日配信)。
村井さんのエッセイ『兄の終い』でも話題を呼んだ、実兄の孤独死をめぐるエピソードです。

長い間疎遠だった兄の突然の訃報、ガラクタやゴミで溢れかえっていた部屋から見えてきた晩年の兄の苦労や辛さ……。

責任を感じることはないし、申し訳ないと考える必要だってないことも知っている。しかし、私の心の中にある兄に対する気持ちは、きっと私と兄だけのもので、私はそんな兄と自分だけの間に横たわる気持ちを抱えながら、心のなかで兄の部屋を掃除し続けている。そうしてあげたいから、そうしている。私のなかで、兄はまだちゃんと死んでいないのかもしれない。
(連載本編より)

「仲良くしたかったのにできなかった兄弟がいるのでよくわかる」、「私も家族と疎遠。他人事とは思えない」、「汚れたアパートの描写がリアルで心が苦しくなった」、「辛く重い話のはずなのに、心が温かくなった」など、共感や感動の声が多数寄せられました。

* * *

以上、「犬と本とごはんがあれば」人気エッセイTOP5でした。
まだ連載本編を読んだことのない方は、連載一覧からどうぞ!
各エッセイの最後には、毎回村井さんが最近読んだ本を紹介する読書案内があります。
コミックから参考書まで、多彩な本が登場しますので、読書好きの方は、こちらもぜひチェックしてください。

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