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ゴールデン街で店番をする風俗嬢との出会いと別れ。Twitterをブロックされた理由は…「よみタイ」12月の月間ランキングTOP5

2022年12月1日(木)~12月31日(土)の1ヶ月間「よみタイ」で配信された「よみもの」「コミック」「特集記事」全ての記事の中から、特に人気を集めた記事TOP5を発表します!
前回は、村井理子さんのエッセイ連載「実母と義母」が1位に輝きました。
今回のランキングはどのようなラインナップとなるでしょうか。
各連載のあらすじや、読みどころもあわせてご紹介します!
(構成・文/よみタイ編集部)

【5位】いつ産むの? 仕事はいつ辞めるの? 何人産むの? 第6回 最大級のトラウマは出産 / 「実母と義母」(村井理子)

イラスト/樋口たつ乃
イラスト/樋口たつ乃

人気翻訳家でエッセイストとしても活躍する村井理子さんによる最新エッセイ連載「実母と義母」。
今は亡き実家の母、認知症が進行し要介護となった姑。
『兄の終い』『全員悪人』『家族』など、自身の家族の実話を書き続け、多くの共感を集めてきた著者が、実母と義母、ふたりの女性の人生を綴ります。

「第6回 最大級のトラウマは出産」(12月20日配信)は、出産と子育てをめぐる義母との確執について。
結婚直後から続いた妊娠催促、孫への執着、そうした義母の言動によって希死念慮を抱くほど追い詰められた当時の自身の精神状態を振り返り、著者はこのように綴ります。

「出産後数年は、私にとっては辛いことばかりで、あまりいい思い出もない。幼少期の子どもたちの写真を見ることができるようになったのはここ最近のことだ。それまでは見ることもなかった。義父と義母の執着があまりにも重く、辛く、その恐怖がフラッシュバックするからだ。義父と義母を責めるのは間違っていると思う。彼らも、彼らなりに努力を重ねていたはずだ。そして、最近とてもよく理解できたことがあるのだ。彼らのあの強い執着は、私に向けられていたのではなく、ただただ、私の夫である息子の暮らしに向けられていたという事実だ。これが理解できた瞬間、多くを許すことができたし、夫の背負ったものの重さも知った。」

読者からは「ここまでされた義母の介護をしているのがすごい」「今は子育てが楽しくなってきたと言い切る村井さんに励まされる」「涙なしには読めない」など、様々な反響が寄せられています。

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