【2位】ちゃんと息子のお世話ができるんですか？ 第9回 昭和の女と家事／ 「実母と義母」 （村井理子）

村井理子さんのエッセイ連載「実母と義母」。
今は亡き実家の母、認知症が進行し要介護となった姑。
母親であること、妻であること、そして女性として生きていくということ……。
翻訳家でエッセイストの村井さんが、実母と義母、ふたりの女性の人生を綴ります。

「第9回 昭和の女と家事」（3月21日配信）は、掃除や洗濯、料理など家事を巡る、実母と義母のエピソードです。

「彼女は私が今まで巡り会った女性のなかで、最も優秀な主婦だと思う」と断言できるほど、完璧に家事をこなす主婦だった義母。
「完璧じゃない嫁」の著者に対して、「これからどうするつもりなの？　ちゃんと（息子の）お世話ができるんですか？」と涙目で言ったことも。
歳月は流れ、認知症になった義母は物を捨てなくなり……。

「生きる力がもらえる」「他人とはなかなか共有できない家族関係の難しさ。悩んでいるのは自分だけじゃないんだと思える」「読むたびに胸が苦しくなって涙が出る。でもこの文章に出会えてよかった」などなど、大反響のエッセイ連載。
引き続きご注目ください。