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「やればできる!」を実感できるのが理科。テスト直前でも挽回できる理科の勉強法

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生物・地学は暗記重視、化学・物理では実験と計算式の理解を

中学理科は、大きく4つの分野に分かれています。植物や動物について学ぶ生物分野、地球や気象、天体について学ぶ地学分野、身のまわりの物質やその変化について学ぶ化学分野、力・光・音・電気などの身のまわりの現象について学ぶ物理分野です。

一口に「覚える」といっても、分野によって、覚える内容や得点するためのコツは異なります。

生物分野と地学分野は、名称や特徴、分類など、知識を覚えることで得点できる問題が比較的多い分野です。一問一答集などを使って、一つひとつ記憶しましょう。一問一答で覚えたら、副教材のワークを解いて記憶を定着させます。

化学分野と物理分野では、実験や計算が多くなります。学校の副教材のワークを解きながら理解し覚えるのが有効です。「数学ではなく理科なのに、計算式が出てくるのが嫌」と、拒否反応を示す子もいますが、中学理科で扱う計算の多くは、数学に比べるととてもシンプルです。計算するときには、単位に注目しましょう。たとえば、密度の単位である「g/cm³」を見ると、密度は「質量(g)÷体積(cm³)」で求めることがわかります。このように、単位が計算式を思い出すヒントになることもあります。
実験問題では、「何を確かめるための実験なのか」「どのような結果になるのか」「実験をするときの注意点は何か」という3つのポイントを意識しながら、学校のワークを解きます。最初にワークを解いたときには、1ページのうち、正解が1問しかないこともあるかもしれません。それでも大丈夫です。解説や教科書を読んで理解し、すべて正解できるまで、同じページを何度も解き直します。全部に丸がついたら、次のページへ進みましょう。大切なのは、「一度解くこと」ではなく、「覚え切ること」です。

写真はイメージです。(写真AC)
写真はイメージです。(写真AC)

理科の入り口は、「なぜだろう?」という疑問で構いません。一方、学校のテストで得点するためには、決められた範囲を期限までに覚え、問題を解けるようにする技術も必要です。

興味を持つことと、得点すること。その両方を、少しずつ身につけていきましょう。これらはきっと、将来のための「夢を叶えるための練習」になるはずです。
いつも応援しています。

 この連載は毎月第1月曜配信。次回は10/5(月)公開予定です。

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植木和実

うえき・かづみ●1976年生まれ。不登校専門オンライン家庭教師「イエローシードラビー」代表。東京大学大学院修了、生命科学修士。認定心理士。
学生時代からの家庭教師歴は20年以上。小学生から大学受験生まで、学年を問わず全教科の指導を行い、時に一緒に戦略を練り、時に本音をこぼしあいながら伴走してきた。ダウン症の愛娘(師匠)に恵まれ、教育の基礎を学ぶ機会を得る。企業での研究職等を経て、2020年に不登校専門オンライン家庭教師「イエローシード」を立ち上げる。勉強の遅れは取り戻すことができる。子どもたちとその家族に、どんな状況からでもリカバリーは可能であり、あきらめなくていいと伝えたい。絶対に幸せになってほしいと思っている。

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