2019.11.8
和牛の最高峰が信じられない価格で! 原価完全無視・奇跡の肉料理
煮込みは優しい味わいで、これから訪れるメインの前に胃と気持ちを落ち着かせてくれる。
その後、遂に揚げ物の登場。
松阪牛と神戸ビーフのトマト煮込みの湯葉巻きをモッツアレラチーズと一緒にカツにした松神カツがそれ。
それまでの素材そのもの味を第一としたコースの流れで、突然現れるインパクトの強い味付けが、食欲を刺激しまくる。。
メインはもちろんステーキ。
松坂牛と神戸ビーフのそれぞれに対して、モモ系のランプ、イチボ、シンシン。
これらのお肉は炭火で焼かれるが、そこまで高温ではなく、炎があがることは少なく、じっくりと焼くことが出来る。
焼かれたステーキも断面がキレイに仕上がっている。
松阪牛と神戸ビーフの食べ比べになるが、もちろん個体によって味わいは違うので、毎回その感想は変わってくるだろう。
それがこういった食べ比べの醍醐味でもある。
今回の個体でいえば、焼く前は神戸ビーフよりもサシが強めに見えた松阪牛だが、食べてみるとどちらも脂の主張が強いわけではなく、しっかりと赤身の旨味を楽しむことが出来る。
繊維の食感から香りに至るまで、部位による違いも舌と鼻を楽しませてくれる。