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小池克臣「No Meat,No Life.を生きる男の肉だらけの日々 肉バカ日誌」
年間200食もの牛肉を食べるという、名実ともに肉バカ、小池克臣が日々蓄えてきた肉への愛、知識、体験……そのすべてを注ぎ込む究極の肉コラムがここに。肉好きはもちろん、そうでなくても知っておくべき肉のあれこれが満載!

和牛の最高峰が信じられない価格で! 原価完全無視・奇跡の肉料理

ここ数年で急激に肉激戦区となった西麻布。

【叙々苑 游玄亭】や【十々】といった老舗から【うしごろ】、比較的新しい【The INNOCENT CARVERY(イノセント・カーベリー)】、そして2019年にオープンした【誇味山】まで、ファンを多数抱える名店が、このエリアに密集して肩を並べている。

そんな肉の激戦区・西麻布に、和牛好きがヨダレを垂らして食べたがるクオリティの牛肉を信じられないお手頃な価格で食べさせてくれる【極上肉料理 だいごろう】が2019年3月に殴り込みをかけてきた。

だいごろうはオープン当初、中目黒で営業していたが、その後恵比寿に移転し、満を持して今年西麻布への移転してきたのだ。

ちなみに店名の由来が気になっている方もいると思うが、だいごろうの店主は服部さんといって、服部さんが子連れ狼の大五郎少年に似ているところから店名になったとのこと。

だいごろうが仕入れる牛肉は、メジャーブランドの松阪牛と神戸ビーフがメイン。

だからと言ってメジャーブランドの名前で商売はしていない。

松阪牛であれば何でもいい
神戸ビーフであれば何でもいい

そんなお店すらある中で、しっかりと中身を吟味し、自分が食べたいと思う牛肉だけを仕入れるこだわりや意地が強く感じられる。

脂の質や、赤身の濃厚な味わい、焼いた時に鼻孔をくすぐる和牛特有の香りを重視すると、自然と長期肥育の雌牛しか使えなくなり、しまいには血統まで気になってしまうものだ。

そして、そうなると、自然と生産者が絞られてくる。
この好みを仕入れ先に伝え、気に入らない牛肉が届くとケンカをしてしまう。

そんな熱量がある店主が焼くステーキ。

これは美味しいに決まっている。

店主の熱量で焼かれたかのような極上の肉に出会える
店主の熱量で焼かれたかのような極上の肉に出会える

だいごろうが仕入れる牛肉のクオリティを存分に楽しめるコースは、3種類用意されている。

それが

●松阪牛コース
●神戸・松阪食べくらべ
●神戸ビーフコース

の3種だ。

なにより驚かされるのがその値段で、松阪牛コースが8,000円、神戸・松阪食べくらべが10,000円、神戸ビーフコースでも11,500円となっている。

後ほど、コース内容も紹介したいが、正直値段を知らないで食べていると、1.5倍から2倍の価格を想像してしまったほどだ。

上記3コース以外にも

おまかせ特選 (13,000円)
おまかせ極上 (16,000円)

が用意されているが、最初は3コースの中のどれかで十分。
何を選んでも、その美味しさと価格の手頃さにビックリする。

最初の訪問でハマってしまった肉好きは、安心して次なるおまかせ2コースに進んで、国内最高峰、いや世界最高峰の牛肉の世界を堪能してみて欲しい。

(※ちなみにこれらの価格に消費税は含まれていない)

圧巻のステーキたち
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小池克臣

こいけ・かつおみ●1976年、神奈川県横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。焼肉を中心にステーキやすき焼きといった牛肉料理全般を愛し、さらには和牛そのものの生産過程、加工、熟成まで踏み込んだ研究を続ける肉の求道者。著書に『No Meat,No Life.を実践する男が語る和牛の至福 肉バカ。』がある。
公式ブログ「No Meat, No Life.」→ http://d.hatena.ne.jp/BMS12/

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