2022.4.12
分からないことを聞き返す大切さ 第3回 Sorry?
今日のフレーズ Sorry?
日本では定型文のように “I beg your pardon?”(もう一度お願いできますでしょうか?)を最初に習いますよね。大変丁寧で素晴らしいのですが、お堅い言い回しなので日常的に使うことはほぼ無いのが事実。一番多用するのは“Sorry?”“Excuse me?”(今何と言いましたか?)の2文です。Sorry?は簡潔で、親しい間柄でも目上の人でも敬意を込めて使えるので私はもっぱらこればかり。Excuse me?も丁寧なイメージですが、攻撃的な口調で聞くと「なんですって!?」と怒っているように聞こえるので注意。また、仲良しの友人だとWhat did you say?(今何て言った?)も使いますね。
“(I’m) sorry?”
(今、何と?)
“I beg your pardon?”
(もう一度お願いできますでしょうか?)
“What did you say?”
(今なんて言った?)
“What?”
(えっ?)
文章の意味はわかったんだけど、肝心なところだけ聞き取れなかった……! という場合には、部分的に聞き返すのも便利。分からなかったところだけ疑問詞にすると、相手に全てを言い直しさせなくて済むので親切です。
“We are going to leave at ”4p.m.
“We are going to leave at what time?”
“Sumire is going with us.”
“Who is going with us?”
“We are going to the theater.”
“We are going where?”
“We will go by bus.”
“We will go how?”
What?は少々乱暴なので本当に親しい間柄のみOK。場面によって変えるのも良いのですが、どんなシーンでも使いたい一語を覚えておくとしたら、Sorry? が無難かも。
次回は「大事な話を切り出すときの一言」を紹介します。