よみタイ

隣家との境がない山の家では必須。ドッグランをDIYで作りました!

新しく迎えたジャックラッセルテリアのために、庭に運動場を新設

しかしこの春、我が家に新しい展開がありました。
2頭目の犬を迎えることになったのです。
静岡のブリーダーのもとに通って相性を見定め、生後3ヶ月を過ぎた時点で我が家に迎え入れた新しいワンコは、ジャックラッセルテリアの女の子。
名前は「ホク」と名付けました。

先住犬のクウは、僕にとって生涯3頭目にしてはじめてのテリア系の犬でしたが、僕はこいつによってテリア種の魅力にすっかりやられてしまったようです。

やたら元気で聡明だけど、喜怒哀楽が激しく、勘が強くて手こずる人も多いというテリア。
面倒臭い面も多いけど、僕はいつしか、その思いっきり犬をやっている感じの愛らしさに魅了されるようになり、次に飼うのもやはりテリアだなと思うようになっていました。

そしてテリアの中でももっとも活動的で性格が激しく、ものの本やネット情報では“初心者が飼ってはいけない犬”とされるのが、ジャックラッセルテリアです。
でも僕もこれで生涯4頭目だし、クウが初ドッグだった妻と娘も、この6年間の経験で犬の飼い方にすっかり慣れ、もう初心者ではありません。
ここらで一発、小型犬ながらハードルの高い犬種であるジャックを迎えようではないかということになったのです。

そして我が家にやってきたホクちゃんは、予想通り、激しくパワフルな体育会系女子でした。
まだ生後4ヶ月ですが、先住犬のクウをビビらせるほどの体力を持ち、追いかけっこでもプロレスごっこでもまったく引けを取らず、既に部分的にはクウを圧倒している面さえあります。

ホク(4ヶ月 ジャックラッセルテリア ♀)は体育会系女子
ホク(4ヶ月 ジャックラッセルテリア ♀)は体育会系女子

山の家に連れてくると、彼女は一際嬉しそうに庭を走り回るのですが、ここでいったん忘れかけていた問題が再浮上しました。
この元気娘が家の敷地を飛び出したらどうなるか……、と考えると空恐ろしいのです。
もしかしたらシカを追っかけて山の奥の方まで行ってしまい、戻ってこられなくなるかもしれません。

長い前置きになりましたが、そんな理由によって我が“山の家”の庭の一部に、犬専用の運動場を新設することにしたのです。
前回の反省を踏まえ、ドッグランの素材はやわなネットではなく、金属製のフェンスを使うことにしました。
材料はすべてカインズで購入。
ひとつ2メートルのフェンスを12枚使い、1辺が6メートルの正方形の囲いを作ることにしました。

カインズで買い込んだフェンス一式
カインズで買い込んだフェンス一式

設置作業は僕一人でおこない、途中でへこたれそうになるほど大変ではありましたが、朝から夜まで丸一日かけて完成。

ドッグラン完成!
ドッグラン完成!

炎天下で汗だくになりながら頑張った甲斐あり、なかなかいい感じのドッグランができたのではないかと思います。
あとはこのボウボウに生えた草を処理してあげたいところですが、今回は力尽きたのでここまで。
いずれは雑草を抜いて芝生などを植え、完璧なドッグランを整えたいと思っています。

とりあえず我が家の二匹の兄妹ドッグズには大好評で、喜んで走り回っています。
その姿を見るだけで、ああ作ってよかったな〜と思うのです。

楽しそうに走り回る二匹
楽しそうに走り回る二匹

連載初回「東京で生まれ東京に骨を埋めると思っていた僕が、デュアルライフを選んだ理由」はこちらから
本連載は隔週更新です。次回は8/17(水)公開予定。どうぞお楽しみに!

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佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『オフィシャル・サブカル・ハンドブック』『日本懐かしスニーカー大全』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

ツイッター@satoseijiro

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