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佐藤誠二朗「CITY BOYおじさん 湖畔でデュアルライフはじめました。」

隣家との境がない山の家では必須。ドッグランをDIYで作りました!

犬に抜け出され、野生シカに踏みつぶされ、あきらめたネットフェンス作戦

そしてあるとき、ネットの一部が何者かによって踏みつぶされて大きく開き、もはや役割を果たさなくなっていました。
犯人は、このあたりにたくさん棲息している野生のシカでした。
踏みつぶされたネットは何度修復しても、しばらくすると同じ場所が破られます。我が家の庭は、野生シカが山から降りてくる際のけものみちにされていたのです。

そして我がワンコは、ネットがつぶれた部分から、これ幸いと出入りする始末です。

隣の空き地をうろつくシカさんファミリー
隣の空き地をうろつくシカさんファミリー

設置から一年も経たないうちに、この作戦は失敗であると思い知らされました。やがて修復することもあきらめ、ネットはあちらこちらにすき間が開いたまま放置するようになってしまいます。

そしてその後の何年間か、改めて囲いを設置せずに過ごしました。
というのも我が家のワンコ、トイプードルとヨークシャテリアのMIX犬・クウちゃん(♂)が思いのほか賢い犬だったからです。
人間でさえはっきりわかっていない我が家の敷地の境界線がどこにあるか、この犬は認識しています。
見ているときにそこを踏み越えそうになるたび、「ノー!」「ダメ!」と声をかけていたら、いつしか出ることが少なくなっていきました。

クウ(6歳 MIX ♂)は賢い犬なのです
クウ(6歳 MIX ♂)は賢い犬なのです

もちろん賢い犬だけに、今でも隙あらばこちらの目を盗んで脱出しようと試みますが、出てしまっても遠くまで行くことはなく、家の周囲を少しだけうろうろして満足したら、勝手に「ただいま〜」と帰ってきます。
だったらこのままでいいかもしれないと思い、結局、ネットはすべて撤去。我が家と隣家の境界線は何もない元の状態に戻しました。

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佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『糖質制限の真実』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『STUSSY2017 FALL/HOLIDAY COLLECTION』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

ツイッター@satoseijiro

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