2021.12.22
霊力を持つ伝説の植物・ヤドリギでクリスマススワッグ作ったよ
自作のヤドリギクリスマススワッグはなかなかの出来栄えでした
素敵なクリスマスリースを作れるような腕もセンスも持ってはいませんが、ネットで調べてみるとヤドリギのスワッグはシンプルで、簡単に作ることができそうです。
いただいたヤドリギの枝を均等な長さになるようハサミで切り分け、根本をグルグル巻きにしてまとめます。
ちなみに、面倒臭いので最初はセロテープかガムテープでまとめようとしたのですが、手を出さずに生温かい目でじっと見ていた妻からボソッと、「工作じゃないんだから、やめて」と言われ、ここは麻紐を使いました。

よし!
あとはこれに、クリスマスっぽい真っ赤と真っ緑のリボンをつければいいんじゃない?と思って買いにいこうとしたら、妻に「それはダサい」と言われたので中止。
妻が秘蔵していた渋めのリボンをもらい、麻紐を隠すように結んでみました。
乙女チック道もなかなか難しいものです。
いっちょあがり! おっさん一人でできたよ!
はじめて作ったヤドリギのクリスマススワッグ、なかなかいい感じなのではないでしょうか。

ちなみに、ヤドリギの種を媒介するキレンジャクやヒレンジャクは、バードウォッチャーに大人気の野鳥なのだそうです。
山中湖の周囲では特に、北岸の長池という場所のケヤキ並木に大量のヤドリギが生えているのですが、キレンジャク・ヒレンジャクがよく見られる2〜3月ごろになると、大勢のバードウォッチャーが望遠レンズを構え、ヤドリギの方を狙っているそうです。
クリスマススワッグ作りの次は、キレンジャク・ヒレンジャクを撮影するため、またヤドリギに注目することになりそうです。
まあどちらかといえば、そっちの方が自分の性には合っています。

僕が自作したヤドリギスワッグは、最終的に山の家のハンモックチェアの上に飾りました。
この下に座っていると、確かにヤドリギのほのかな霊力のようなものを感じる気がしますし、そういえば愛犬がやたらとキスを求めてきて、顔じゅうベロベロと舐めまわします。
中年のオス犬ですが。

連載初回「東京で生まれ東京に骨を埋めると思っていた僕が、デュアルライフを選んだ理由」はこちらから。
本連載は隔週更新です。次回は1/5(水)公開予定。どうぞお楽しみに!