よみタイ

CITY BOYおじさん 湖畔でデュアルライフはじめました。

デュアルライフ民って地元から歓迎されてるの? ゴミは出せる? 下水がないって本当? 疑問に答えます

「え? 下水がないの?」。そんなところでは暮らせないかもしれないと思った

逆に都市部では当たり前なのに、こちらには存在しない行政サービスもあります。
それは下水。
我が家がある区域には、そもそも下水道が通っていないのです。
「え?」とびっくりする方は都会人ですね。僕も最初は驚きました。
ずっと都市部で生活してきた身としては、下水道なしで日々の暮らしが成立するとは思えなかったのです。

我が家から出る排水は、下水道ではなく「浸透式」という方法で処理されています。
人口密度の高い都市部では、排水は公共下水へ接続するのが当たり前ですが、人口の少ない山間部などでは各家庭で独自に汚水を処理しているのです。

僕は最初に不動産屋さんからかような仕組みについて説明を受けた際、意味がわかりませんでした。
「この家は、このあたりに浄化槽が埋まってますからねー」と庭の一部を指し示されましたが、「じょ、じょーかそー?」と志村けん口調で聞き返してしまったほどです。

この庭のどこかに“マイ浄化槽”が埋まっている
この庭のどこかに“マイ浄化槽”が埋まっている

お風呂の水もトイレの水も台所の水も、家から出た排水は一旦、敷地内に埋設された浄化槽に貯まります。
そして浄化槽内での処理行程を経てきれいになった水は、そのまま地中に浸透させるのです。

「え? 庭の地下に一旦ウ○コ貯めちゃうの? それって……」と、最初は戸惑いました。
でも結論から言うと、まったく問題ありませんでした。昔のことはわかりませんが、きっと現代の浄化槽はかなり優秀なのでしょう。
うっすらともニオったことはないし、水は普通にジャンジャン流せるので、下水道式の都市生活との差異を感じることはありません。

浄化槽は定期的な保守点検、清掃、そして法定検査が義務付けられています。
我が家の田舎暮らしの最大の情報源であるお隣の奥さんの話によると、それらを怠るとごくたまーに浄化槽が詰まることもあるそうです。
そうなると家中の排水溝の水はけが悪くなり、下手すると汚水があふれたりして大変なことになるうえ、浄化槽の修理費用もバカにならないのだとか。

まあ大丈夫でしょう。もしトラブったら、その時はその時で。
なーんて大雑把なマインドも、デュアルライフには必須なのです(たぶん)が、浄化槽に関してはそうも言ってはいられません。

浄化槽が正常に動作しなくなると自分が困るだけではなく、最悪の場合、周囲の環境汚染にもつながることがあるそうです。
我が家もきちんと点検、清掃、検査をおこない、快適で正しいノー下水ライフを送りたいと思います。

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佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『糖質制限の真実』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『STUSSY2017 FALL/HOLIDAY COLLECTION』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

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