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むしろこれからが闘いの本番。虫刺され体質の人におすすめなグッズ

グリズリー……それは北アメリカ北部に生息する大きな灰色のヒグマの名であると同時に、白髪交じりの頭を形容するスラング。頭にちらほら白いものが目立ち始める40~50代を、アラフォー、アラフィフといってしまえば簡単だけど、いくつになってもオシャレと音楽が大好きで遊び心を忘れない彼らを「グリズリー世代」と名付けよう―― そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。

いやになるほど虫に刺されやすい体質のワタクシ。
いろいろと策を講じているにもかかわらず、今年の夏も例年同様すでに百回以上は蚊に刺された。
おまけに、ブヨに三回アブに一回。

キャンパーなどのアウトドア愛好者は、異常なかゆみに襲われるうえ、治ったと思ったら何度も炎症がぶり返してくるブヨの恐ろしさを知っているだろう。
でも、本当にひどかったのはアブの方だ。
山方面へ遊びにいき、眠気に襲われたので停車させた車の中で窓を全開にして寝ていたら(アイドリングはNGだからね)、知らぬうちにそいつがやってきた。
腕の内側の柔らかい部分にくすぐったさを感じたので目を覚まして払うと、でっかいアブが窓から逃げていった。

刺された直後は痛くもかゆくもなかったのだが、さすがは巨大な牛をも食い物にするアブ。
見る見るうちに腫れ上がってきて、猛烈な痛がゆさが襲ってきた。
前に本コラムでもご紹介したキンカンパワーでなんとか乗り切ったが、本当に夏の虫はいやだ。
「もう、いい加減にして!」と、黒崎検査官ばりのオネエ口調で絶叫しそうになる。

癒し効果もあるティピー型の蚊取り線香立てで、いや〜な蚊を撃退!

もう9月だというのに虫の話か、なんて思う人は虫刺されのシロウトだ。
僕と同じ刺され体質の人には言うまでもないが、本当に警戒しなければならないのはむしろこれから。
いよいよ本番がはじまると言っても過言ではない。

真夏の虫というイメージが強い蚊は、実は暑さに弱い。
30度以上ある炎天下では活動が鈍るので、昼間は大丈夫。
真夏は朝夕の涼しい時間帯や、ひんやりした木立の中などが危ないのだ。
そしてこれからの季節、気温が低くなって活動しやすくなるとともに、アイツらも子孫を残すためにラストスパートをかけてくる。
だから少なくても10月中旬まで、油断してはいけない。

そんな僕が愛用している蚊取り線香立てをご紹介しよう。
アメリカ原住民のテント、ティピー型のかわいいやつだ。
ティピーのてっぺんからもくもくと煙が立ち昇る様子は、なかなかの癒し効果もある。
こんなチャメっとしたものでも使わなければ、強烈な虫刺されストレスは解消できないのである。

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佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『オフィシャル・サブカル・ハンドブック』『日本懐かしスニーカー大全』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

ツイッター@satoseijiro

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