よみタイ

佐藤誠二朗「グリズリー世代のバック・トゥ・ザ・ストリート」
グリズリー……それは北アメリカ北部に生息する大きな灰色のヒグマの名であると同時に、白髪交じりの頭を形容するスラング。頭にちらほら白いものが目立ち始める40~50代を、アラフォー、アラフィフといってしまえば簡単だけど、いくつになってもオシャレと音楽が大好きで遊び心を忘れない彼らを「グリズリー世代」と名付けよう――
そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。

気圧変化に伴う頭痛がひどいので、高価な天気痛耳栓を買ってみた

ほぼ同じような形状のものを、ダイソーだったら4個セット110円で売っている(そして既に持っている)というのに、2,480円(2個セット)も出して買ってしまった。

こういうのが本当の大人の贅沢、あるいは渋い男の魅惑的な振る舞いというのではないだろうか。
買ったのは耳栓なので、あんまり贅沢でも渋くもないのだけど。

この耳栓、なんでそんなに高いのかというと、専門医師監修のもとに作られた“天気痛耳栓”というものだからだ。
僕は頭痛持ちで、少なくとも週に一度は市販薬を飲まなければならないほどの痛みに悩まされる。
そして、その原因はほぼ特定できている。
気圧の変化だ。

このコラムでも前に、気圧変化を常に監視するために、気圧計測機能付きの型落ちG-SHOCKを愛用し続けていることを書いた。
それは相変わらずなのだが、同時にいま非常に頼りにしているのが「頭痛ーる」というスマホ用アプリだ。
GPSと連動し、現在地の気圧変動グラフを常時見られる「頭痛ーる」は、僕のような頭痛持ちには大変便利なのである。

半信半疑で試してみたら、その効果は(ある意味)驚きのものだった!

今回買った“天気痛耳栓”は、「頭痛ーる」と連携したアイテム。

説明書きによると、我々の体で気圧の変化の影響を一番受けやすいのは耳。耳の奥にある気圧センサー細胞(初めて聞くな~)が、天気や気圧・気温・湿度の変化を感じるとストレスとなり、体調不良につながるのだそうだ。
耳抜きをうまくできる人はいいが、うまくできない場合は耳栓を使って気圧変動の少ない閉鎖空間を耳内につくることで、不快感を緩和できるのだという。

じゃあ、110円の耳栓でもいいんじゃない? と思うかもしれない。
僕も思いました。

でもこの2,480円の“天気痛耳栓”の中には、超多孔質セラミックフィルター(米国特許出願中)というものが入っていて、鼓膜にかかる圧力をコントロール。
長時間の微量な気圧変化に対応してくれるのだとか。

ふむふむ。
気圧センサー細胞……、超多孔質セラミックフィルター……、米国特許……、出願中……。
いろいろ引っかかるけど、まあ、ものは試しだ。もう買っちゃったし。

ということで、さっそく先日、大きく気圧が下降して頭の奥が疼きはじめたタイミングで、試してみた。
結果は……。

効いているといえば効いている、100均のものと大して変わらないといえば変わらない、2,480円で買ったと思えば効いてる気がする……。
そんな感じでした。

おすすめ! なのだろうか。

[1日5分で、明日は変わる]よみタイ公式アカウント

  • よみタイ公式Twitterアカウント
  • よみタイ公式Facebookアカウント

よみタイ新着記事

新着をもっと見る

佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『糖質制限の真実』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『STUSSY2017 FALL/HOLIDAY COLLECTION』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

週間ランキング 今読まれているホットな記事