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佐藤誠二朗「グリズリー世代のバック・トゥ・ザ・ストリート」
グリズリー……それは北アメリカ北部に生息する大きな灰色のヒグマの名であると同時に、白髪交じりの頭を形容するスラング。頭にちらほら白いものが目立ち始める40~50代を、アラフォー、アラフィフといってしまえば簡単だけど、いくつになってもオシャレと音楽が大好きで遊び心を忘れない彼らを「グリズリー世代」と名付けよう――
そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。

おっさんの“乙女心”を刺激する、鳩がピョコっと飛び出す名刺入れ

妻が使っているのを見て、「何それ。超かわいいー! ちょうだーい」というJKかパパ活女子のような反応を見せて奪い取った名刺入れを紹介しよう。
二つ折りで、パカっと開くと鳩がピョコっと飛び出す、もうなんとも言えず可愛らしい逸品だ。

どんないかついおっさんにも、心の何%にかは乙女の感性が宿っているのではないかと前から思っていたが、これはまさにそんな僕の乙女心を射抜いた。

“名刺入れは目立たないものがベター”というのがビジネスセオリーという声も聞く。
でも、自宅のPCに向かってシコシコと原稿を書くのがメインの仕事で、ビジネスしているんだかなんだかよく分からない僕にとっては、「んなこた、関係ねーよ!」。

今度は心の中にやはり数%の割合で宿っている、ヤンキー心が首をもたげてそう言い切るのであった。

カラー展開が豊富なので老若男女問わず自分のイメージに合ったものを選ぶことができる

こちらの鳩ポッポ名刺入れ、日本のultratamaというブランドの「LOVE DOVE CARD CASE」という商品だ。
もらったものだからよく知らなかったが、ブランドのホームページを見てみると、定価7,400円(税抜)のようだ。

僕が使っているのは外側がネイビー、鳩ちゃんのいる内側は白だが、ピンクや赤からブラウン、ブラック、それにゴールドやシルバーまで全12色とカラー展開が豊富。
老若男女問わず、自分のイメージに合うものを選べる仕組みのようだ。

いやー、それにしても可愛いなー。

ところで、もらってばかりじゃ悪いので、妻にはお返しとして、前にこのコラムで紹介したクリームソーダのロックな扇子をあげようとしたら、なぜか断られました。
誰しも心の中に数%はロック魂が潜んでいると思ってるんだけど、違うのかな?

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佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『糖質制限の真実』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『STUSSY2017 FALL/HOLIDAY COLLECTION』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

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