そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。
2019.10.11
秋冬の気温変化に細かく対応できるキルティングベストのススメ
暑いんだか涼しいんだか定まらないこの時期、上着の選定に頭を悩ませている男性は多いのではないだろうか。
朝方、涼しいと思ってニットや厚手のジャケットを着ていったら、意外に気温が上がり、邪魔になった上着を脱いでみたら今度は風が冷たい……。
なんとも微妙な季節である。
そんな気候の折に僕が多用するのがベスト。
ベストというのは便利な服で、合わせるインナーを選ばず、着ているだけでほんの少しおしゃれ感が増す。
いくつか持っているベストのうち、一番使用頻度が高いのがポロラルフローレンのキルティングベストだ。
薄く中綿が入っていて、かさばらないけどある程度の保温力がある。
ジャケットと違って腕が出ているだけで動きやすいし、何よりも微妙な気温変化に対応できる優れものだ。
長い期間着られて合わせるものを選ばないキルティングベストは最高の着回しアイテム
カジュアルなアウトドアウェアだが、少し綺麗目な雰囲気もあるので、パリッとしたシャツの上に羽織ると上品なコーディネートになるのもキルティングベストのいいところ。
アウターとしてもインナーとしても使える。
さらに涼しくなってきたら、この上に薄いウィンドブレーカーを羽織ればいいし、真冬の極寒期には、ダウンジャケットの下にこのベストを着込むこともある。
防寒的にその組み合わせは最強だし、これまた意外とおしゃれに見えるのだ。
秋口から真冬まで長く着られる上に、合わせるものを選ばず、ちょっと綺麗目おしゃれに見えるキルティングベスト。
同世代の皆さんに、是非ともオススメしたいアイテムだ。
