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佐藤誠二朗「グリズリー世代のバック・トゥ・ザ・ストリート」
グリズリー……それは北アメリカ北部に生息する大きな灰色のヒグマの名であると同時に、白髪交じりの頭を形容するスラング。頭にちらほら白いものが目立ち始める40~50代を、アラフォー、アラフィフといってしまえば簡単だけど、いくつになってもオシャレと音楽が大好きで遊び心を忘れない彼らを「グリズリー世代」と名付けよう――
そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。

秋冬の気温変化に細かく対応できるキルティングベストのススメ

暑いんだか涼しいんだか定まらないこの時期、上着の選定に頭を悩ませている男性は多いのではないだろうか。

朝方、涼しいと思ってニットや厚手のジャケットを着ていったら、意外に気温が上がり、邪魔になった上着を脱いでみたら今度は風が冷たい……。
なんとも微妙な季節である。

そんな気候の折に僕が多用するのがベスト。
ベストというのは便利な服で、合わせるインナーを選ばず、着ているだけでほんの少しおしゃれ感が増す。

いくつか持っているベストのうち、一番使用頻度が高いのがポロラルフローレンのキルティングベストだ。
薄く中綿が入っていて、かさばらないけどある程度の保温力がある。
ジャケットと違って腕が出ているだけで動きやすいし、何よりも微妙な気温変化に対応できる優れものだ。

長い期間着られて合わせるものを選ばないキルティングベストは最高の着回しアイテム

カジュアルなアウトドアウェアだが、少し綺麗目な雰囲気もあるので、パリッとしたシャツの上に羽織ると上品なコーディネートになるのもキルティングベストのいいところ。

アウターとしてもインナーとしても使える。
さらに涼しくなってきたら、この上に薄いウィンドブレーカーを羽織ればいいし、真冬の極寒期には、ダウンジャケットの下にこのベストを着込むこともある。
防寒的にその組み合わせは最強だし、これまた意外とおしゃれに見えるのだ。

秋口から真冬まで長く着られる上に、合わせるものを選ばず、ちょっと綺麗目おしゃれに見えるキルティングベスト。
同世代の皆さんに、是非ともオススメしたいアイテムだ。

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佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『糖質制限の真実』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『STUSSY2017 FALL/HOLIDAY COLLECTION』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

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