2020.9.17
グルメ人が「また来ます!」と必ず言い残す大注目のビストロ! 食いしん坊が「本当に通いたい店」〜アンファス
すっかりグルメの街として定着した人形町エリア。
その中でオープン当初から人気レストランの最前線にいる「アンファス」。
まるでシェフの亀山知彦さんのお家に招かれているような雰囲気と、外からでもそのおいしさと楽しさが伝わるせいか、通りすがりの人がつい扉を開けてしまう、そんなお店です。
雑誌掲載されたのを見たことがない(一誌だけ取材を受けたそうです)のに、業界ではすごいビストロと注目の的。
さらにグルメなお友達がこぞって「素晴らしい」「おいしい!」とSNSに投稿していて、これは行かねばと思っていました。
ところがオープンしたばかりなのにすでに予約困難!
行きたい想いは募るばかりで数ヶ月、なんと予約を持つお友達から奇跡のお誘いがあり、もちろん飛びつきましたよ。
これがアンファスとの出逢いとなり、今も通い続ける大好きなお店のひとつとなりました。
だってお料理はおいしい、ワインは進む、そして何より亀山さんが出す空気感が良いのです。
ワンオペレーションなので、お料理を待つこともあります。
でもね、おいしい音や匂い、そこに居合わせた人たちの会話で、待っているのも楽しくなるから不思議。
それにこちらがおしゃべりに忙しいと亀山さんもオーダーを取りにきたりしないし、亀山さんがお料理に集中していると誰もオーダーしたりしない、何というか自由にここに居ることを楽しんでいる雰囲気なのです。
ではこちらでふるまわれるお料理をいくつかご紹介しましょう。
私が毎回頼むのはこの生ハム。
お店には“ハムスライサーのフェラーリ”と呼ばれているイタリア製「ベルケル」の手動型が鎮座していて、これでイタリア・パルマ産の生ハムをスライスするとふわりとした極薄でなめらかな食感になるのです。
これを食べちゃうと、もう他の生ハムはいいかなぁって思ってしまうほど。
その生ハムをこんもりするくらいスライスして、柿だったりいちじくだったりと季節のフルーツを添えているのですが、今回は梨でした。
梨のシャリシャリ感と爽やかさがたまりません。
これで980円というのは、びっくりです。
「生ハムは採算度外視しています。でもせっかくこのスライサーがあるので生ハムのおいしさを味わってほしいから」と太っ腹。