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グルメ人が「また来ます!」と必ず言い残す大注目のビストロ! 食いしん坊が「本当に通いたい店」〜アンファス

メニューにあったら絶対食べたくなる「牡蠣とキノコのクリームグラタン」(1,900円)
メニューにあったら絶対食べたくなる「牡蠣とキノコのクリームグラタン」(1,900円)

亀山さんは栃木県佐野市出身。ラーメンが有名すぎるあまり、フランス料理は地元にはほとんどなく、どうせなら未知の世界へ、と上京し調理師学校を卒業後、ビストロに就職。
みっちり下積みしてから、さらに本場の味を勉強するために渡仏。
パリに住んで生活することで地元の人がどうしてこの料理を食べるのかを肌で感じてきました。

「ガッチガチに予約して行く星付きのレストランではなく地元の人がふらっと立ち寄ってワインと料理2~3品を食べて、また来るよって帰っていくビストロがすごく良いなって思って、そんな店を作りたかったんです」と、地元密着型のビストロにこだわり、また、一箇所に留まらず修業先を変えることでバスクやブルターニュといった様々な地方の郷土料理を学び、レパートリーを増やしてきました。

甘ったるくないのでいくらでも食べられそうな「いちじくの赤ワイン煮とヨーグルトアイス」(1,000円)
甘ったるくないのでいくらでも食べられそうな「いちじくの赤ワイン煮とヨーグルトアイス」(1,000円)

帰国後は銀座「ル・ブール・ノワゼット」(現在は丸の内に移転)や、浜松町「レピフエドディーヌ」などでオープンからシェフを務め「レピフエドディーヌ」ではビブグルマンの星を4年連続獲るまでにし、1年の休養期間は豊洲の魚屋さんでお魚の勉強をしながら働き、アンファスをオープン。

プレオープンには12席の小さなお店に、待っていました!とお祝いに訪れた150人もの亀山ファンであふれてしまい、近所の人に「火事でもあったんじゃないか」と思われたそう。

すぐに近隣住民に愛される憩いの場となり、最近は周辺のレストランのシェフたちが休日にやってくるプロにも人気のお店なので、予約をゲットするのはなかなか難しい。

だから付近の方々は仕込み時間にお店を覗いて予約を取ったり、今日空いてる時間ある? と聞いて週2〜3回訪れている人も。
あぁ、そんなことができる地元民がうらやましい。

こんな真っ黒な「タルトタタン」(1,000円)にフロマージュブランを添えるなんて見たことない! けどめっちゃくちゃおいしいです
こんな真っ黒な「タルトタタン」(1,000円)にフロマージュブランを添えるなんて見たことない! けどめっちゃくちゃおいしいです

そうそう、知らなかったけどコース(8,000円で生ハムもついてます)もあるそうで、貸切であればランチも営業してくれるそうです。

「みなさん、食べたいものがあるので、コースにたまたま入っていれば良いですが、そうもいかないとアラカルトになるみたいですね」と亀山さん。
なにせこのボリュームなので、2人だったらコースも良いかも。

亀山知彦さんのこの笑顔に癒される! 絶対また来ます!
亀山知彦さんのこの笑顔に癒される! 絶対また来ます!

店名のアンファスとはフランス語で「向かい合う」という意味。
お料理だけじゃない、食材にもお客さまにも真摯に向かい合いたいという想いで名付けたそうです。

亀山さんを通してそこにいる人たちが仲良くなるし、なんならお料理をシェアし始めたりもします。

「うちは縛りがほぼありません。時間も決まっていませんし、自由に選んでもらえるようメニューも多めにしています。子供さんもOKなので週末はベビーカーを横に置いたご夫婦や、70歳過ぎの方がひとりでいらしたりもします。レストランは星の数ほどあるのに、うちを選んでいただいたからには私が出せる最高のものを提供したいという想いで作っています」と、亀山さん。

ここにはクラシックなビストロ料理に“亀山イズム”があふれる、どこにもない味わいのお料理と、温かくて楽チンで心地良い空間と自由がある。
お店がまるで亀山さんそのもの。

帰り際、みなさんが必ず言うのは「楽しかった、また来ます!」なのです。

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高橋綾子

たかはし・あやこ●フードパブリシスト。国内外ファッションブランドのプレス時代から培った〝食″へのこだわりは、舌の肥えた業界人も頼りにするレベルの高さ。年間1000を超えるという外食の日々が築き上げたおいしいもの好きが嵩じて、ついに2018年2月に東京・下北沢にてレストラン「üchï(うち)」をオープン。おいしいものしか喉を通らない不思議体質。
Facebook→https://www.facebook.com/ayako.takahashi.1671

uchi→http://uchi.tokyo/

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