2020.8.20
予約は来秋から!? 超人気店の映えて美味しすぎて楽しすぎるコース料理〜食堂とだか
〆はお約束の雑炊ですね。
お鍋には鶏ガラベースに鰹節、椎茸、ネギの青い部分、そして「土瓶蒸し」を彷彿とさせる松茸と牛肉のうまみがたっぷり入っただしなので、そりゃおいしいに決まってます。
シャキシャキとした水菜もふわふわの卵もおいしさを増長してくれます。
暗黙の了解で大盛りだった私、あぁ、お腹いっぱい、あとはデザートかと思いきや……、
〆の〆がありました!
ちなみにこれも大盛りです。
普通盛りは三品目のお椀サイズ。
なかなかの食べ応えですがお素麺だけにツルツルっといけました。
だって柚子の香りの冷たい赤だしがおいしいんですもの。
それにしても赤だしの素麺ツユなんて食べたことありません。
「日本料理の〆って白飯と赤だしじゃないですか」と戸高さん。
そこからきてるの? もうアッパレです。
今回も堪能させていただきました。
正直、びっくりするようなすごい食材を使っているわけでもなく、誰でも作れるようなごく普通の料理なのに、なぜか魅力的で、なぜか特別感があるのは、とにかく他とは違うこと、とだかの個性があることを考えた“ひとひねり”があるからです。
その発想は独学だからでできるのだと戸高さんは言います。
アイデアソースは慣れ親しんだ身近な料理だったり、ネットの画像だったりするけれど、そこから先は戸高さんの舌のセンスとさじ加減。
だから誰にも真似ができないし、また食べたくなるのです。
とだかに来ると本当に楽しい!
お料理も楽しさにあふれていますが戸高さんはじめスタッフのみなさまがすっごく良い!
若いのによく気がつくしお客さまとの距離感が絶妙です。
仕事のスキルもあるのにでしゃばらない。
「やはり(お客さまに)選んでもらわないといけないので、常に他のお店にないものを提供しなければと思っています。お店は料理がおいしいだけじゃない、楽しくなければ」と言う戸高さん。
こりゃ、ますます予約が取れないわけだ。