【3位】晴れた日が大きらいなのは「あの日」を思い出すからー　第4話 雨の日に／「今朝もあの子の夢を見た」（野原広子）

前作『妻が口をきいてくれません』で、すれ違う夫婦の姿をリアルに描き、手塚治虫文化賞「短編賞」を受賞した野原広子さん。

ファン待望の新連載「今朝もあの子の夢を見た」より、「晴れた日が大きらいなのは「あの日」を思い出すからー　第4話 雨の日に」（3月12日配信）が、先週から引き続き2週連続で第3位にランクインしました。

主人公の山本タカシは、42歳、バツイチ、ひとり暮らし。
コーヒーを淹れ、朝食をとり、洗濯をして勤め先のスーパーへ……と、変わらない日々を静かに過ごす中年男性です。
そんなある日、職場に、30歳の鈴木真美が入社してきます。

新人スタッフである「鈴木さん」のことを何かと気にかけるタカシ。
第4話でも、ミカンをあげたり、自分で作ってきたお弁当のおかずを分けようとしたり、世話を焼いています。
雨の日の休憩時間に、「雨が好き」という世間話を交わす二人。
実は、タカシの娘は雨が好きな女の子でした。鈴木さんも雨が好きだと知って……。

これまで職場の人とは適度な距離感を保ち、波風を立てないように過ごしてきたタカシですが、鈴木さんのことは気がかりな様子。
ここから二人の距離は縮まっていくのか、タカシと娘の過去には何があったのか……？

気になるストーリーの続きは、3月26日（土）配信予定です。