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金内柊真「負けの烙印だけは押されたくない~新世代の逆襲」
「ゆとりだからとか若いからとか、そんな通り一遍な理由で負けの烙印だけは押されたくない」――有名になりたいと公言し、夢を叶えるためにがむしゃらに突き進む22歳・美容師・金内柊真。世代を超えて届けたい、熱すぎるメッセージがここに。

100万円の時計より1万人のフォロワー――今の若者のお金の使い方

給料が極端に安かったとしたら、僕は美容師を目指していないと思う。
もちろん今は、めちゃくちゃ稼いでいるわけじゃないですよ(笑)。
極めて一般的な額です。

でも、いつか高くなるかもしれないという可能性が低くはないんです。
天井が低すぎるとか、可能性があっても道が狭すぎるとかだとしたら、きっと僕は美容師という道を選んでいないと思います。

現実とのバランスを考えて夢を決めた

生活するギリギリの額があればいいから、やりたいことを仕事にしたいという人ももちろんいると思います。

でも僕は、そうは思えない。

どんなに楽しいことであっても、仕事なら
「タダでいいです!」
「あまりお金をもらえなくてもいいです!」
とは言えないですね。

僕は美容師アシスタントという身ですが、一般的な大卒と同じくらいのお給料をいただいています。
これは、アシスタントとしてはとても恵まれています。

僕は、きちんとお金が貰える場所で夢を追いかけたかった。
だから、それくらいもらえるところを探して就職したのです。

夢と現実のバランス。

すごく大切なことだと思うんですよね。
僕は自分の夢を決めるとき、「現実と折り合いがつくか」どうかもしっかり考えました。そのうえで美容師を目指しているんです。

僕はいつか好きな車に乗りたいし、大きな家だって買いたい。
わりと欲深いほうです(笑)。

そう考えると、節約家な「今どきの若者」像とは少しずれているかもしれませんね。

僕ら世代のカッコいい像は「堅実な人」

僕の周りには貯金を一生懸命している人、ブランド物に興味がない人、堅実な生き方をしている同世代がたくさんいます。

弟や友達も節約家が多く、「この先どうなるかわからないから」「年金がもらえないかもしれないから」と、将来の不安をぬぐうためにお金を貯めています。

その中で思うのは、ロールモデルが変わってきているなということ。
僕たちの世代がカッコいいなと思う像が、「しっかり貯金をしていて安定している人」になっているんですよ。
SNSなどでも、豪華な生活をしている人よりも、親しみが持てるような人のアカウントが人気な気がします。

きっと、不景気で若者にお金がない中で、「お金をたくさんかけていなくても、幸せそうに生きている人」に憧れの対象が変わってきたのだと思います。

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金内柊真

かねうち・とうま●1996年大阪府出身。東京総合美容専門学校卒業後、
2017年よりヘアサロン「ALBUM」に入社し、現在は新宿店勤務。Twitterから発信する熱いつぶやきが多くの共感を集め、2018年8月に初の著書「才能が無ければその分努力すればいい」を刊行。2018年10月現在、Twitterでは約13万、Instagramでも約8万のフォロワーを持つ。

Twitter●https://twitter.com/Kaneuchi_Toma
Instagram●https://www.instagram.com/Kaneuchi_Toma/

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