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緊張は「なくす」ものではなく「付き合う」もの――受験や面接であがってしまう人へ

緊張しているから落ちる。だったら、全員落ちると考えて

就活の場合は、その会社についてめちゃくちゃ調べて行く。

当日どんなに緊張していても、会社の知識だけは自分がいちばんだと思えていれば安心感が出ると思います。調べるなんて時間をかければ誰でもできることですから、やっておくのが得策。

集団面接の中でいちばん声を大きくするとか、まわりの人の話をいちばんしっかり聞くとか、なんでもいいです。

とにかくいちばんを作ってください。

いい評価をもらえそうな武器を増やしてください。
勝つための持ち玉がたくさんあれば、仮に緊張して失敗しても、他の弾で戦おうという気持ちになれますから。

そして会場に入ったら、「緊張してるのは自分だけじゃない」って思うこと。
同じ大学の入試や同じ会社の面接を何回もやってる人なんていないんだから、慣れてないのが当然ですよ。
緊張で落とされるなら、みんな落ちる。
だから、緊張するなんてことは、マイナスポイントにならないわけです。

あと、「ということで」は緊張したときに使えるワードなので覚えておいてください。

もし面接などで、何を言っているかわからなくなってしまったら、いったん落ち着いて「ということで、僕の強みは○○です!」とまとめる。

終わりよければすべてよしです。
相手にはちゃんと強みが伝わるし、きちんと立て直せる人間だということもアピールできますね。

そして面接が終わったら、反省だけじゃなく自分ができたところを自分で褒める、ということもやってください。改善点を探すだけだと、落ち込むだけで終わります。

自分に対して一番厳しいのは自分です。
「ここが悪かったな」と思うことでも、面接官から見たら大した欠点ではなかった、っていうことはいくらでもありますよ。
そして、次の面接に向かっていってください。

そうすると、その日できたことはきっと次の面接でもできるはずです。

不安も緊張も努力するためのエネルギーに変えられる人が勝つ

試験については、緊張する=努力の量に不安があるということです。極論ですが「絶対受かる」と思えていれば、過度の緊張はしません。

僕は、美容師の試験には参考書を持たずに手ぶらで行きました。筆記用具だけ。それで十分だと思えるほど、勉強したんですよ。

大学受験のような、合格人数が決まっていてどんなに頑張っても落ちる可能性があるものもそうです。

不安なら、あらかじめ努力しておけばいい。

受験前の「落ちたらどうしよう」を払拭できるのも、努力だけです。

不安になったら努力する。
緊張しそうだったら努力する。

それを頑張る力に変えられれば、緊張することもいいことだととらえられます。

あとは、焦りがあると自分の力を出しきれないかもしれないと考え、受験のときはギリギリまで携帯を触っていました。これも、緊張しすぎないための対策ですね。
それでもドキドキしたら、合格してやったー!と喜んでいる自分を想像する。
そうすると、どんどん受かりたい気持ちが強まる。
人間はそういうときに、最高の力を発揮できるものです。

結局のところ、受かりたい気持ちが強い人が受かるんです。
受かりたいから不安になるし、受かりたいから緊張する。
それをプラスのエネルギーに変えられるかが問題であって、緊張すること自体はいいことでも悪いことでもありません。

緊張するのは当たり前だと思って付き合ったほうが、きっと成功する確率は上がりますよ。

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金内柊真

かねうち・とうま●1996年大阪府出身。東京総合美容専門学校卒業後、
2017年よりヘアサロン「ALBUM」に入社し、現在は新宿店勤務。Twitterから発信する熱いつぶやきが多くの共感を集め、2018年8月に初の著書「才能が無ければその分努力すればいい」を刊行。2018年10月現在、Twitterでは約13万、Instagramでも約8万のフォロワーを持つ。

Twitter●https://twitter.com/Kaneuchi_Toma
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