2019.2.13
犬好きでも間違えやすい犬とのコミュニケーション。恋愛の駆け引きがヒント!
わしゃわしゃなでてもいいのはムツゴロウさんだけ?
第一印象が重要なのは人も犬も同じ。まずはファーストコンタクトを成功させたいですね。犬と目が合ったりすると、「仲良くなれそう」と思いがちですが、犬の視線が必ずしも友好的な意味とは限りません。初対面の相手と無言で見つめ合うのは私たちでも緊張しますよね。最初は犬から目をそらして、飼い主のほうを見ながら話しかけるのがおすすめです。もし飼い主から「知らない人が苦手で…」と言われたら、犬を怖がらせないように立ち去るのもコミュニケーションの一つです。
その一方、プードルやラブラドール・レトリーバーのように、笑顔で積極的に寄ってくるフレンドリーなタイプもいます。こういうタイプには飼い主が止めなければ挨拶してもいいですね。ところが怖がりなのに積極的な犬もいます。例えば柴犬は慎重なのにリスクを取りにいくタイプ。「怖そうな人だ」と思いながら近づいてきて、「やっぱり怖い人だ!」と吠えることもあります。いきなり手を伸ばさないほうが無難といえます。
犬好きの人の中には、ムツゴロウさんのように犬をなで回して逃げられることも…。いきなりわしゃわしゃしてOKなのはムツゴロウさんだけかも?
飼い主と会話することで親しさがレベルアップ
“将を射んと欲すれば先ず馬を射よ”ということわざのとおり、犬と仲良くなるためにはまず飼い主と話しましょう!「かわいい犬ですね」「お散歩日和でしょう」といった雑談でOK。犬は飼い主の態度で相手を判断するので、この技で“他人”から“知人”くらいにレベルにアップすることもあるほど。愛想がいい犬であれば、挨拶の手順を飛ばして一気に“遊び友達”レベルになっちゃいましょう!
立ち話をしている間に犬が靴や服のにおいをチェックすることがあります。人は情報収集の8割を視覚に頼っていますが、犬は主に嗅覚を使います。犬の鼻の性能は人の1億倍ともいわれるほど優れていて、性別や年齢、身元のチェックまでしている可能性も!
筆者は飼い主いわく「若い人が苦手」な犬に好かれたときは複雑な気持ちでした…。でも嫌われるよりいいですよね。