2021.4.28
食用はわずか1%! 栄養豊富な「おから」が食べられずに捨てられてしまう本当の理由
あせらずに活用できる「おからパウダー」が便利
ただ、実際に、生のおからは日持ちがしないため、手に入ったらすぐに食べ切る必要があります。
とはいえ、「生のおからがたくさんあっても煮物以外に活用法が思い浮かばない」という人も少なくないでしょう。
私もそうだったのですが、先日、おからのレシピ本(『デトックスしてやせる!おからのパワーアップレシピ』石澤清美著、主婦の友社)を参考に、電子レンジで作ることができる「ヨーグルトのおから蒸しパン」を作ってみました。
生のおからと卵、ヨーグルト、黒砂糖の粉末、いり黒胡麻、薄力粉、ベーキングパウダーを混ぜ、型に入れて電子レンジでチンします。
食感がもちもちして黒胡麻のプチプチ感も美味しく、「生のおからは卯の花に使う以外ない」という固定観念がくつがえりました。
また、最近では、おからを乾燥させた「おからパウダー」が注目され、複数のメーカーから市販されています。
旭松食品株式会社の「おからパウダーに関する調査」によれば、最も使われているメニューが「ハンバーグ」(17.7%)なんだそうです。次が「ケーキやお菓子」(15.8%)「味噌汁やスープに入れて」(15.8%)となっており、「ヨーグルトに入れて」(13.0%)も人気です。
私は、毎朝作る、野菜と果物のスムージーに入れています。
生のおからは保存日数が短いので、あせらずに活用するなら、おからパウダーの方が便利かもしれません。
私の使っているおからパウダーは賞味期間が6ヶ月あります。
毎日、少量ずつでもコンスタントに使っていくことができます。