2020.9.11
予約をとるなら今しかない! 超老舗すき焼き屋が魂を込めて創り上げた和牛料理店がオープン
鉄板の横に設置された炭火でじっくりと火入れされ、最後に仕上げられたのは、山形県産黒毛和牛のタン。
表面は香ばしくサクサクに焼かれているが、中はプルプルの食感で、その滑らかさに驚かされる。
上質なタンの仕入れがこれだけ困難な時代に、山形県産黒毛和牛という極上なタンを仕入れられるのは、東京の芝浦だけでなく山形にも強いコネクションを持つ日山ならではのものだろう。
様々な部位で試した結果、辿り着いたという、ネックを使ったハンバーグ。
スネほど肉々しさが前面に出てくることがなく、しっかりした肉本来の味わいと、ジューシーな旨味が共存しているのは、ネックならではの仕上がりなのだろう。
吊るされた牛肉はネックに血がたまりやすく臭みを感じやすいイメージがあるのだが、そんな事を一切感じさせないこのハンバーグから、日山の総力を挙げて厳選した素材であることが分かる。
ちなみに、このハンバーグは残念ながらミニサイズなのだが、添えられたウズラの卵など、インスタ映えも約束してくれるキラーアイテムだ。