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小池克臣「No Meat,No Life.を生きる男の肉だらけの日々 肉バカ日誌」

国宝級のタレ焼肉! 「3密」を避けて最高に旨い和牛を食べられる名焼肉店

そしてタレ。

焼肉を食べれば食べる程に、感じることがある。
それは、焼肉を突き詰めるとタレに行き着くということ。

もちろん塩で食べる焼肉も旨い。
ただ、お鮨をイメージして欲しい。
醤油無しで、塩だけで何貫も食べるお鮨が旨いだろうか。

素材が良いなら塩で食べるのが一番というのは、こと焼肉に関していえば、幻想であると言いたい。
素材の味を消し去るタレは論外だが、名店ほど素材の味を引き立てるタレを作り上げている。

特に、焼肉かねこのタレは、修業元の焼肉くにもとから受け継いだ国宝級のタレ。
和牛のサシの甘さを包み込む優しい酸味と、極上の和牛に宿る赤身本来の旨みを際立たせてくれる。

また、忘れてならないのは、「名店のタレは成長する」ということ。
何も食べる前の状態では、すっきりとしたフルーティーな酸味を感じるが、焼かれた牛肉を何枚もくぐらすことで、コクとまろやかな旨味が顔をのぞかせてくる。

全ての牛肉を焼き終わった後には、飲み干したくなるほどのタレになっているのだ。

絶妙な厚さにカットされた和牛が木箱に並ぶ姿は圧巻
絶妙な厚さにカットされた和牛が木箱に並ぶ姿は圧巻

普段であれば貴重な4テーブルは予約困難だが、コロナの影響が未だ残っている今は、比較的予約が取りやすいかもしれない。

思うように焼肉を食べに行けないなんて本当に忌々しいコロナだが、ここ、焼肉かねこで、十分気を付けながら最高の和牛を味わうというのは選択肢のひとつであろう。

一口食べたら震えるようなタレ焼肉を今こそ堪能してほしい!
一口食べたら震えるようなタレ焼肉を今こそ堪能してほしい!
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小池克臣

こいけ・かつおみ●1976年、神奈川県横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。焼肉を中心にステーキやすき焼きといった牛肉料理全般を愛し、さらには和牛そのものの生産過程、加工、熟成まで踏み込んだ研究を続ける肉の求道者。著書に『No Meat,No Life.を実践する男が語る和牛の至福 肉バカ。』がある。
公式ブログ「No Meat, No Life.」→ http://d.hatena.ne.jp/BMS12/

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