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小池克臣「No Meat,No Life.を生きる男の肉だらけの日々 肉バカ日誌」
年間200食もの牛肉を食べるという、名実ともに肉バカ、小池克臣が日々蓄えてきた肉への愛、知識、体験……そのすべてを注ぎ込む究極の肉コラムがここに。肉好きはもちろん、そうでなくても知っておくべき肉のあれこれが満載!

コロナ自粛明けに必ず行きたい! グルメサイトを眺めているだけでは辿り着けない噂の名店(焼肉編その3~初台・梁山苑)

遂に緊急事態宣言が解除された。
まだまだコロナ禍から解放されたわけではないが、それでも嬉しいニュースだ。

肉バカはおうちで和牛を楽しむ日々を送っているが、今回はアフターコロナにぜひ行ってみてほしい焼肉屋を紹介する。
それが「梁山苑りょうざんえん」だ。

最寄りの駅は京王線の初台。
住宅街を歩いて進むと、黄色い看板が肉好きを迎えてくれる。

時代はすでに令和だが、平成どころか昭和のど真ん中といった雰囲気で、決してキレイなお店とは言えないかもしれない。
ところがよく見れば、歴史を感じさせる店構えながら、しっかりと掃除や手入れが行き届いているのがわかる。
これぞ名店を予感させるポイントだ。

意中の女性をデートで連れて行って喜ばれるようなお店じゃないかもしれない。
だが、肉好きであれば、こんなお店を一緒に喜んでくれる女性を好きになりたいじゃないか。

また、まだまだ油断は禁物の現状においては、コースではなくアラカルトで食べたいものをさっと食べて帰れるスタイルや、一人でも楽しみやすい、あるいは2人でも横並びになれるカウンター席はすごく重宝するはずだ。

カウンターでしっぽり……そんな焼肉もまた楽しい
カウンターでしっぽり……そんな焼肉もまた楽しい

オーダーはネギタンからスタートするのがオススメだ。

脂ののった根元の部分が適度な厚さにカットされ、スライスされたネギが上に乗せられている。
いまどき珍しいタン筋まで全部付けたタイプで、オシャレな焼肉屋で出てくるとガッカリするものだが、昭和系では何故か可愛らしく思えてしまうのも焼肉の不思議なところだ。

そして、昭和焼肉の王道アイテムである卓上ロースター。
これだとネギは焦げやすいのだが、この焦げが不思議と隠し味としてタンの旨さを押し上げてくれる。

昔ながらの昭和な雰囲気も肉バカにとっては最高の調味料だ
昔ながらの昭和な雰囲気も肉バカにとっては最高の調味料だ
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小池克臣

こいけ・かつおみ●1976年、神奈川県横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。焼肉を中心にステーキやすき焼きといった牛肉料理全般を愛し、さらには和牛そのものの生産過程、加工、熟成まで踏み込んだ研究を続ける肉の求道者。著書に『No Meat,No Life.を実践する男が語る和牛の至福 肉バカ。』がある。
公式ブログ「No Meat, No Life.」→ http://d.hatena.ne.jp/BMS12/

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