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小池克臣「No Meat,No Life.を生きる男の肉だらけの日々 肉バカ日誌」

お節料理に飽きた肉好きの2020年・焼き初めはここしかない!

正肉だけでなくホルモンのメニューも多彩な傳々で、何があっても食べなくてはならないホルモンが2種類ある。

その1つが上ミノ。
お皿に盛られた肉厚なミノを一気に網に乗せ、ネギを絡めながら焼いていく。
仕上げに柑橘を絞り、シャキシャキの食感とさっぱりとした味わいを楽しむ。
和牛にこだわる傳々だが、ミノに関してはあえて輸入物を使っている。
牧草をふんだんに食べて育った牛のミノの方が肉厚で美味しいのだという。
確かに本当に美味しいのだ。

牧草をふんだんに食べて育ったミノの歯応えは格別
牧草をふんだんに食べて育ったミノの歯応えは格別

もう1つのホルモンがシマチョウ。
10年以上前に初めて傳々に行った時から肉バカがハマっているメニュー。
脂のたっぷり付いたシマチョウの脂側を強火の炭火でガッと焼き、皮側は軽く焼く。
しっかりと火の入った脂は透明に透け、甘みを口いっぱいに放ち、細かく包丁が入った皮は見事な歯切れ。
このシマチョウが食べたくて10年以上通っていると言っても過言ではない傳々の看板メニューだ。

肉バカの心をとらえて10年以上経つ絶品のシマチョウ
肉バカの心をとらえて10年以上経つ絶品のシマチョウ

ここまで塩の味付けを中心に紹介したが、焼肉の王道メニューであるタレもハズレはない。
甘すぎない切れのあるタレが、肉の味を消し去ることなく楽しませてくれる。
ミスジやカイノミ、ウデなど、その日のオススメから選ばれるどの部位も美味しい。

その日その日でオススメの部位はまさにすすめるだけのことがある
その日その日でオススメの部位はまさにすすめるだけのことがある

焼きの最後に食べたいのが、ハラミの大阪風。
肉厚なハラミを大阪風の味付けで食べるのだが、ハラミをタレ焼きした後に胡麻や韓国海苔をたっぷりと散らし、卵黄を落とす。

白米と一緒に食べれば、お代わりが止まらなくなる味わい。
これほど美味しいハラミの食べ方はなかなか存在しないのではないだろうか。

〆はこちら。肉厚ハラミをタレ焼きした後に胡麻や韓国海苔をたっぷりと散らして卵黄を落とす、大阪風の焼き方だ
〆はこちら。肉厚ハラミをタレ焼きした後に胡麻や韓国海苔をたっぷりと散らして卵黄を落とす、大阪風の焼き方だ

ほかにも〆にはたっぷりと肉の入ったカレーや、尋常じゃない量のニンニクが入ったコムタンラーメンなど、どれもオススメ。
どれか1つと言わず全て食べてほしい。

今年の新年の焼肉も悩まず月島の傳々で決まりだろう。

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小池克臣

こいけ・かつおみ●1976年、神奈川県横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。焼肉を中心にステーキやすき焼きといった牛肉料理全般を愛し、さらには和牛そのものの生産過程、加工、熟成まで踏み込んだ研究を続ける肉の求道者。著書に『No Meat,No Life.を実践する男が語る和牛の至福 肉バカ。』がある。
公式ブログ「No Meat, No Life.」→ http://d.hatena.ne.jp/BMS12/

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