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小池克臣「No Meat,No Life.を生きる男の肉だらけの日々 肉バカ日誌」
年間200食もの牛肉を食べるという、名実ともに肉バカ、小池克臣が日々蓄えてきた肉への愛、知識、体験……そのすべてを注ぎ込む究極の肉コラムがここに。肉好きはもちろん、そうでなくても知っておくべき肉のあれこれが満載!

最高和牛×極上ダレの破壊力がすさまじい! 知らなければ後悔する川崎の名店

その焼肉屋は神奈川県川崎市に存在する。
JR南武線矢向駅から徒歩約3分、静かな住宅街に【焼肉 好楽園】の看板が光る。
東京23区どころか東京都内でないからといって、あっさりと興味を失ってほしくない。
初めて好楽園で焼肉を食べた時の印象は「川崎にも金竜山が存在した」というほどのものだった。

金竜山は言わずと知れた食べログの焼肉ジャンル日本一の超名店。
テーブル4つで、1日2回転。
つまり1日8組のみで、しかも常連さんで埋め尽くされる席は新規の予約を一切受け付けていない。
しかも、機能しているのかどうかは別にして、一応存在するキャンセル待ちは800組以上という、信じられないほどの予約困難店だ。

肉バカの印象として、好楽園は金竜山に通ずる箇所が多く、「川崎の金竜山」と呼ぶに相応しい。

「川崎の金竜山」、その真髄は?
「川崎の金竜山」、その真髄は?

好楽園と金竜山の共通点としては、まずカルビの種類が豊富であること。
好楽園は昔からのクラシックスタイルを今も貫き通す骨太な焼肉屋だが、それはメニューにも表れている。
今流行りの希少部位をアピールするのではなく、あくまでもカルビやロース、ハラミといったシンプルなメニュー構成を持つ。
しかも金竜山が並カルビ、中カルビ、上カルビ、特上カルビと4種類のカルビを擁するのに対して、好楽園も3種類のカルビを備える。

まず、「カルビ(極上黒毛和牛)」というメニュー。
これはリブロースの芯の部分のみ。
金竜山でいうところの特上ロースや特上カルビだ。
程よくサシの入ったリブロースの芯は滑らかな舌触りで口溶けも良く、タレとの相性も抜群だ。
これで値段が1人前1400円(2019年11月現在)というのだから信じられない。

リブロース芯の部分のみ、口溶け抜群のカルビ
リブロース芯の部分のみ、口溶け抜群のカルビ
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小池克臣

こいけ・かつおみ●1976年、神奈川県横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。焼肉を中心にステーキやすき焼きといった牛肉料理全般を愛し、さらには和牛そのものの生産過程、加工、熟成まで踏み込んだ研究を続ける肉の求道者。著書に『No Meat,No Life.を実践する男が語る和牛の至福 肉バカ。』がある。
公式ブログ「No Meat, No Life.」→ http://d.hatena.ne.jp/BMS12/

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