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小池克臣「No Meat,No Life.を生きる男の肉だらけの日々 肉バカ日誌」
年間200食もの牛肉を食べるという、名実ともに肉バカ、小池克臣が日々蓄えてきた肉への愛、知識、体験……そのすべてを注ぎ込む究極の肉コラムがここに。肉好きはもちろん、そうでなくても知っておくべき肉のあれこれが満載!

特上だけが全てじゃない!並カルビと並ロースが美味しい焼肉屋は何を食べても美味しい!

ほぼ毎日焼肉を食べている肉バカではあるが、オーダーするメニューはいつも同じというわけではない。

奮発して希少部位や特上メニューを中心に食べる日もあれば、全てを店主に委ねるおまかせの日もある。

しかし、会社経営しているわけでもなく、普通のサラリーマンである肉バカにとって、毎回の高額支出は懐的に厳しい。

だからこそ、並カルビや並ロースは必食のお手頃メニューなのだ。

だがこの、並こそ奥深く、その焼肉屋の実力を如実に表している

仕入れにこだわる焼肉屋は並にも手を抜かない。
というか、極上なお肉をブロックごと仕入れて、キレイな形で取れない部分などを並に回すお店もある。
形がちょっと不揃いだとしても、味は間違いなく一級品だ。

つまり、こだわりの焼肉屋の並カルビや並ロースは間違いなく美味しいし、並カルビや並ロースが美味しい焼肉屋は何を食べても美味しいのだ。

では、並カルビや並ロースが美味しい焼肉屋はどこか。

今回は肉バカが並を頼まずにはいられない極上店を紹介したい。

<金竜山>

言わずと知れた超有名店の「金竜山」。

メニューには並、中、上、特上と4段階のカルビが揃っていて、一般的には中カルビや特上が特に有名だ。
カルビ以外にもリブロースの芯を使った特上ロースや、分厚過ぎてインスタ映えするシャトーブリアンなども人気メニューだ。

しかし、金竜山の実力を証明するかのように、並にも一切の手抜きがない。

特上ばかりオーダーしてると、「うちは並でも十分美味しいよ」とおばちゃんが教えてくれる。

ちゃんと全てに自信があるからこそのオススメであり、商売云々ではなく、お客さんの立場にたって美味しいものを教えてくれる凄さに感動する。

並カルビをオーダーすると、並とは思えないほど細かく美しいサシがびっしりと入った極上肉が登場するのだ。

お肉の凄さに、ニンニクが効いたタレが絶妙なマッチングで、お肉1枚で白米1杯食べられるほど美味しい。

予約が非常に困難な金竜山だが、運良くお店に辿り着くことが出来たなら、ぜひ並カルビで食べログ焼肉部門日本一(2019年6月現在)の実力を知って欲しい。

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小池克臣

こいけ・かつおみ●1976年、神奈川県横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。焼肉を中心にステーキやすき焼きといった牛肉料理全般を愛し、さらには和牛そのものの生産過程、加工、熟成まで踏み込んだ研究を続ける肉の求道者。著書に『No Meat,No Life.を実践する男が語る和牛の至福 肉バカ。』がある。
公式ブログ「No Meat, No Life.」→ http://d.hatena.ne.jp/BMS12/

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