よみタイ

東京最高峰の焼肉をリーズナブルに味わえる裏ワザを伝授

サーロイン

七厘時代から変わらぬ、炭火焼肉なかはらのクオリティを表す代名詞。

クドサが一切なく、滑らかな食感と共に旨味がしっかりと押し寄せてくる。

肩三角とサガリ

サーロインをタレで食べた後は塩味。
薄切りの肩三角はサシも入っているが、赤身の味わいが強く、塩ダレとの相性も良い。

一方、サガリは厚切りで、肉繊維を断ち切るような噛み応えがあり、噛み締める毎にジュースのような肉汁が溢れ出てくる。

ウワミスジとリブ芯

ウワミスジは判が小さいので、包丁で開いたオリジナルのカット。
繊細な食感でありながら、甘みが感じられる赤身で、何枚でも食べたくなる。

リブ芯はサーロインに似ているが、より和牛らしいサシの甘さがある。
また、塩味の次はタレ味で、交互に飽きずに食べ進めることができる。

ミノとシマチョウ

ホルモンは鮮度抜群なうえに、丁寧に掃除がされていて臭みなど一切感じられない。
さらに備長炭による強火がホルモンを一段も二弾も美味しく仕上げてくれる。

切り落とし

事前におまかせコースを予約していると、切り落としがサービスで付いてくる。
切り落としといっても、ハイクオリティな肉質なのは変わらない。

何から何まで至れり尽くせりで、圧倒的に満足度が高い。

おまかせコースは1週間前からしか予約が出来ないので、通常のコースよりも予約が困難だが、ここまでお得に東京最高峰の焼肉を食べられる機会は他にない。

すぐに1週間後の予定を確認してみてはどうだろうか。

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小池克臣

こいけ・かつおみ●1976年、神奈川県横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。焼肉を中心にステーキやすき焼きといった牛肉料理全般を愛し、さらには和牛そのものの生産過程、加工、熟成まで踏み込んだ研究を続ける肉の求道者。著書に『No Meat,No Life.を実践する男が語る和牛の至福 肉バカ。』がある。
公式ブログ「No Meat, No Life.」→ http://d.hatena.ne.jp/BMS12/

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