2021.2.11
新しいパソコンを接続する
しかし最近は、ちょっとインターネットで調べると、丁寧に対策が書いてある。それも微に入り細をうがって説明してあるので、私のような人間にもとてもわかりやすい。以前から、そのような役に立ちそうなページをプリントアウトしていたのが、困ったときにとても役に立った。
結局、私は最初から丸投げで、設定サービスを頼まなくてよかったと思った。少しでも自分がわからないことを、まずは調べてやってみることで、脳は活性化するのではないか。楽ばかりしていたら、脳は働かない。パソコンをインターネットに接続するという、シンプルな作業でさえ、いろいろと勉強になった。詳しい人にとっては何でもない事柄でも、何も知らない人間にとっては大事なのだ。困難、不便は頭を使わせてくれる。こういう生活を続けていれば、これからもぼけなくて済むかもしれないと、希望が持てたのである。
などとのんきに書いていたら、昨日、インターネットにつながらなくなった。前期高齢者の人生は多難である。朝、問題なく接続ができたのに、トイレから戻ってきたら接続が切れていた。それから夜まで、接続を試みたが、まったくつながらず。NTTに連絡してみたがNTT製機器までの信号は確認できているとのことだった。実際、それが何を示しているのかは、正直、私はわからなかったのだが、先方のせいではないというのは理解した。結局、その日はあらゆる手を尽くしても接続できず、がっくりしてそのまま寝た。
今朝、これまでためていた、困ったとき対策のプリントアウトした書類を見ていたら、つながらないときの裏技があるという。はじめて知った方法である。それを試してみたら、何とすぐにつながったではないか。
「この人、えらい!」
教えてくれた人を褒め称えながら、今のところ問題なく使えている。これでちょっとだけ、接続できないときの知恵が増えた。こんな具合で細々とインターネットを使っていきたいと思ったのだった。